タイでテーラワーダ仏教の僧侶として暮らしている著者の体験談。 僧侶になったいきさつや、タイ仏教の日常、瞑想法、出会った人々とのエピソードなどが語られている。 心を病んだ人のケアもしているらしく最後の章はその影響が色濃い。 最後の章は著者の問題意識が強く現れているが、共感するには難し過ぎると感じた。 瞑想法はすぐにでも役に立ちそうなので実践してみたいと思う。
測量官柴崎芳太郎は測量から帰ると、前人未到の劔岳の登頂を命じられる。 もちろん測量のためだが、趣味で登山をする山岳会が劔岳登頂を狙っていると知り、陸軍測量部のメンツの為にも先に登頂することが命令の 本質であることが言外に込められていた。 この本は、命令を受けた年の10月の調査登山の様子と、翌4月からの測量のための登山の様子を詳しく記した小説である。 山岳会は競争相手として話には出てくるが、小説が描くのはあくまでも測量隊の様子で、ほったらかしにされた感がある。 登頂成功して終わりかと思いきや、測量の仕事の最後までを描いており、大変興味深かった。 映画版で興味を持った方は是非読んでみるべきだと思う。
幸福とは何か、幸福になるにはどうしたら良いかを、ブッダの教えをもとに記したもの。 自分自身の能力をフルに生かしながら「幸福に生きる」ことが大切だと説く。 いやいや仕事したり、逆に好きだからという理由で能力もないのにその仕事に固執したりすると、結局は幸福から遠のく。 出来ることを淡々とこなし、その中に幸福を感じるようにするといい。 また、正しい生き方として五戒という5つのやってはいけないことと四摂事という4つのすべきことを挙げている。 これらは守らないといけないものというよりも、守ることによって、幸福に近づく効果のあるものと私は理解した。 また、慈悲喜捨の4つの心を育てることも勧めている。 これは、詳細は読んでもらいたいのだが、エゴを無くし、あらゆる生命の幸せを願う心を育てることのようである。 最後に、仏教の最終目的である解脱にチャレンジすることを進めている。 どこまで出来るか分からないが、幸福への道を歩き出したいと思う。
読んで私が理解した禅的生活とは、妄想せず今この瞬間をしっかりと生きること、どんな事態も風流と受け止め楽しむといったところか。 とにかく禅語の氾濫といった感じで読んでいてくらくらした。 また、禅が老荘の思想の影響を受けているとは勉強になった。 老荘の思想の本も読んでみるか。とりあえずマンガで。
いわゆる仏伝。 仏陀の生涯が分かりやすく物語られている。 ブッダに興味のある方は一度は読んでおくといいと思う。
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「気づきの瞑想」を生きる
タイでテーラワーダ仏教の僧侶として暮らしている著者の体験談。 僧侶になったいきさつや、タイ仏教の日常、瞑想法、出会った人々とのエピソードなどが語られている。 心を病んだ人のケアもしているらしく最後の章はその影響が色濃い。 最後の章は著者の問題意識が強く現れているが、共感するには難し過ぎると感じた。 瞑想法はすぐにでも役に立ちそうなので実践してみたいと思う。
劒岳〈点の記〉新装版
測量官柴崎芳太郎は測量から帰ると、前人未到の劔岳の登頂を命じられる。 もちろん測量のためだが、趣味で登山をする山岳会が劔岳登頂を狙っていると知り、陸軍測量部のメンツの為にも先に登頂することが命令の 本質であることが言外に込められていた。 この本は、命令を受けた年の10月の調査登山の様子と、翌4月からの測量のための登山の様子を詳しく記した小説である。 山岳会は競争相手として話には出てくるが、小説が描くのはあくまでも測量隊の様子で、ほったらかしにされた感がある。 登頂成功して終わりかと思いきや、測量の仕事の最後までを描いており、大変興味深かった。 映画版で興味を持った方は是非読んでみるべきだと思う。
ブッダの幸福論
幸福とは何か、幸福になるにはどうしたら良いかを、ブッダの教えをもとに記したもの。 自分自身の能力をフルに生かしながら「幸福に生きる」ことが大切だと説く。 いやいや仕事したり、逆に好きだからという理由で能力もないのにその仕事に固執したりすると、結局は幸福から遠のく。 出来ることを淡々とこなし、その中に幸福を感じるようにするといい。 また、正しい生き方として五戒という5つのやってはいけないことと四摂事という4つのすべきことを挙げている。 これらは守らないといけないものというよりも、守ることによって、幸福に近づく効果のあるものと私は理解した。 また、慈悲喜捨の4つの心を育てることも勧めている。 これは、詳細は読んでもらいたいのだが、エゴを無くし、あらゆる生命の幸せを願う心を育てることのようである。 最後に、仏教の最終目的である解脱にチャレンジすることを進めている。 どこまで出来るか分からないが、幸福への道を歩き出したいと思う。
禅的生活
読んで私が理解した禅的生活とは、妄想せず今この瞬間をしっかりと生きること、どんな事態も風流と受け止め楽しむといったところか。 とにかく禅語の氾濫といった感じで読んでいてくらくらした。 また、禅が老荘の思想の影響を受けているとは勉強になった。 老荘の思想の本も読んでみるか。とりあえずマンガで。
ブッダ物語
いわゆる仏伝。 仏陀の生涯が分かりやすく物語られている。 ブッダに興味のある方は一度は読んでおくといいと思う。