何気に見ている空の現象が写真とともに解説されている。 意外と身近な気象現象の写真(意外とこういうの撮るのは難しい)が平易な解説とともに載っており、値段を考えるとお得な本だと思う。 印象に残ったのは六角形の雪。あれはなんだ?
知り合いに「ネトゲ」廃人がいるからその対策として読むのでは遅く、「ネトゲ」廃人になるとどうなるか、ということが書いてある。 内容の大部分が「ネトゲ」廃人へのインタビューをまとめたものである。西へ東へ、筆者のフットワークは大したものである。 精神科医など専門家による考察はないので、あまり踏み込んだ内容とは言えないものの、「ネトゲ」廃人というのがどんなものか分かる。 「ネトゲ」先進国韓国の状況も記されている。国家的に「ネトゲ」を推進し、中毒者への対策もしているというちょっとマッチポンプ的な国ですね。
名作です。各家に一冊あっても良い本。 池袋東口五差路のキリン堂薬局を見る度になぜかこの本を思い浮かべます。
真実とは何か? そんなことが頭をかすめたら、ぜひこの本を読んでみよう。 世の中の、ほぼすべての事柄が「仮説」だとしたら、どう思いますか。仮説とは文字通り、「仮」の説なので、ひっくり返ることもあるのだ。たとえば、中世ヨーロッパでは地動説が正しいと信じられていたが、現代では、間違っていたということになっている。もちろん、現在の「天動説」だって、「仮説」なのだから、間違っているかもしれない。500年後に「昔の人は天動説を信じてたんだね。バカだね。」なんて言われていることになっているかもしれない。 さらに、相対性という、「個々の観測者にとって正しいのだが、相手から見ると、正しくない。」というややこしいことまで触れている。相対性、聞いたことありませんか?そう、「アインシュタインの相対性理論」がまさにそういう考えから生まれているのだ。 突き詰めると、哲学的な問題になるが、科学は哲学なのである。 最後に本書に載っていた、問題を。 実は、この世界は数秒前に出来上がったものである。あなたの記憶は、世界ができたときに植えつけられたニセの記憶である。この説は否定できるか? 気になる方は、本書を読んでいただきたい。
統合失調症・・・100人に1人が発症するという、「ポピュラー」な病気である。誰にでもなりえる病気である。患者が身近に1人や2人いるかもしれない、という病気である。 しかしながら、どのような病気なのか、どのような症状が出るのかを調べようとしても、よく分からないのが実情である。 病気と言うものは、どのような症状がでるか、体がどのような状態になるかの定義がしっかりしているはずである。(たとえば、空腹時血糖が126ml/dlなら糖尿病だというように) ところが、こういった情報は、見つからなかった。人間、よく分からないものには偏見を持つものだ。病気に対する世間からの偏見も避けられないだろう。 そうしているうちに本書に出会った。「統合失調症」当事者が書いたということだけあり、病気のことがよく分かる。 身近に患者がいる人はもちろん、興味本位だってかまわない。一読の価値がある。文章も読みやすく、価格も504円(税込み)と手ごろなので、一冊いかがだろうか。
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楽しい気象観察図鑑
何気に見ている空の現象が写真とともに解説されている。 意外と身近な気象現象の写真(意外とこういうの撮るのは難しい)が平易な解説とともに載っており、値段を考えるとお得な本だと思う。 印象に残ったのは六角形の雪。あれはなんだ?
ネトゲ廃人
知り合いに「ネトゲ」廃人がいるからその対策として読むのでは遅く、「ネトゲ」廃人になるとどうなるか、ということが書いてある。 内容の大部分が「ネトゲ」廃人へのインタビューをまとめたものである。西へ東へ、筆者のフットワークは大したものである。 精神科医など専門家による考察はないので、あまり踏み込んだ内容とは言えないものの、「ネトゲ」廃人というのがどんなものか分かる。 「ネトゲ」先進国韓国の状況も記されている。国家的に「ネトゲ」を推進し、中毒者への対策もしているというちょっとマッチポンプ的な国ですね。
ちいさいおうち
名作です。各家に一冊あっても良い本。 池袋東口五差路のキリン堂薬局を見る度になぜかこの本を思い浮かべます。
99・9%は仮説
真実とは何か? そんなことが頭をかすめたら、ぜひこの本を読んでみよう。 世の中の、ほぼすべての事柄が「仮説」だとしたら、どう思いますか。仮説とは文字通り、「仮」の説なので、ひっくり返ることもあるのだ。たとえば、中世ヨーロッパでは地動説が正しいと信じられていたが、現代では、間違っていたということになっている。もちろん、現在の「天動説」だって、「仮説」なのだから、間違っているかもしれない。500年後に「昔の人は天動説を信じてたんだね。バカだね。」なんて言われていることになっているかもしれない。 さらに、相対性という、「個々の観測者にとって正しいのだが、相手から見ると、正しくない。」というややこしいことまで触れている。相対性、聞いたことありませんか?そう、「アインシュタインの相対性理論」がまさにそういう考えから生まれているのだ。 突き詰めると、哲学的な問題になるが、科学は哲学なのである。 最後に本書に載っていた、問題を。 実は、この世界は数秒前に出来上がったものである。あなたの記憶は、世界ができたときに植えつけられたニセの記憶である。この説は否定できるか? 気になる方は、本書を読んでいただきたい。
〈心の病〉をくぐりぬけて
統合失調症・・・100人に1人が発症するという、「ポピュラー」な病気である。誰にでもなりえる病気である。患者が身近に1人や2人いるかもしれない、という病気である。 しかしながら、どのような病気なのか、どのような症状が出るのかを調べようとしても、よく分からないのが実情である。 病気と言うものは、どのような症状がでるか、体がどのような状態になるかの定義がしっかりしているはずである。(たとえば、空腹時血糖が126ml/dlなら糖尿病だというように) ところが、こういった情報は、見つからなかった。人間、よく分からないものには偏見を持つものだ。病気に対する世間からの偏見も避けられないだろう。 そうしているうちに本書に出会った。「統合失調症」当事者が書いたということだけあり、病気のことがよく分かる。 身近に患者がいる人はもちろん、興味本位だってかまわない。一読の価値がある。文章も読みやすく、価格も504円(税込み)と手ごろなので、一冊いかがだろうか。