宮嶋さんのご著書は過去にさまざま読んできたが安定の面白さ、読みやすさで一気に読んでしまった。年齢的に60の坂を越えこれが最後の戦争取材になるかもしれないという作者の覚悟と緊張感が文章から伝わってきた。戦場カメラマンとして多くの地獄を潜り抜けてきて百戦錬磨であるのはもちろんだが、戦場を少しでも無事に生き延びて行くための彼独自のアンテナというか”臭覚”と”勘”が相変わらず素晴らしい。 著書のなかでウクライナの食料自給率が140%なのに対し日本の食料自給率30%台という我が国の兵糧の心細さも指摘されていて読んでいて情けなくなってしまった。様々な疑問を投げかけてくれた点も個人的には良かった。
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ウクライナ戦記 不肖・宮嶋 最後の戦場
宮嶋さんのご著書は過去にさまざま読んできたが安定の面白さ、読みやすさで一気に読んでしまった。年齢的に60の坂を越えこれが最後の戦争取材になるかもしれないという作者の覚悟と緊張感が文章から伝わってきた。戦場カメラマンとして多くの地獄を潜り抜けてきて百戦錬磨であるのはもちろんだが、戦場を少しでも無事に生き延びて行くための彼独自のアンテナというか”臭覚”と”勘”が相変わらず素晴らしい。 著書のなかでウクライナの食料自給率が140%なのに対し日本の食料自給率30%台という我が国の兵糧の心細さも指摘されていて読んでいて情けなくなってしまった。様々な疑問を投げかけてくれた点も個人的には良かった。