正直、私は幼女との掛け合いはあまり好きではないのだ。 特に前作の「つばさ語り」を大層気に入った後だったので、延々と続く幼女との掛け合いを、半ば退屈に思いながら読み進めていった。 いくら化物語とはいっても、「これはどうよ?」と思える超展開の数々と、 副題から「今度はまよいたんか?」「まよいたんまよいたん」と楽しみにしていたにも関わらず、 「我々のまよいたん、出てこねぇじゃん!」「早く後ろから抱きついた後の掛け合いを見せてくれ!」と半ば切れ気味になっていたことは否めない。 しかし、287ページくらいからちょっとずつじんわりし、 334ページから「やっぱこれがいいんだよなぁ」とほんわかした。 後味はすっきり、かつ、色々な作品で取り上げられたテーマを化物語的に「こう料理したか」と納得感。 読後は、それなりに楽しめたという感想が残った作品。 ただし、私はまよいたんで満たされきっていなかったので、思わずアニメの13話冒頭を観直して、まよい願望を満たさずにおれなかった。 そこで気がついたんだ。「あ、限定着ボイスの締め切りって2/28までだった。」 今すぐ昨日に戻りたい。
シリーズ初のアララギ以外視点。 羽川さん○。
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傾物語
正直、私は幼女との掛け合いはあまり好きではないのだ。 特に前作の「つばさ語り」を大層気に入った後だったので、延々と続く幼女との掛け合いを、半ば退屈に思いながら読み進めていった。 いくら化物語とはいっても、「これはどうよ?」と思える超展開の数々と、 副題から「今度はまよいたんか?」「まよいたんまよいたん」と楽しみにしていたにも関わらず、 「我々のまよいたん、出てこねぇじゃん!」「早く後ろから抱きついた後の掛け合いを見せてくれ!」と半ば切れ気味になっていたことは否めない。 しかし、287ページくらいからちょっとずつじんわりし、 334ページから「やっぱこれがいいんだよなぁ」とほんわかした。 後味はすっきり、かつ、色々な作品で取り上げられたテーマを化物語的に「こう料理したか」と納得感。 読後は、それなりに楽しめたという感想が残った作品。 ただし、私はまよいたんで満たされきっていなかったので、思わずアニメの13話冒頭を観直して、まよい願望を満たさずにおれなかった。 そこで気がついたんだ。「あ、限定着ボイスの締め切りって2/28までだった。」 今すぐ昨日に戻りたい。
猫物語 (白)
シリーズ初のアララギ以外視点。 羽川さん○。