プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神改訳

マックス・ヴェーバーの宗教社会学は、学生時代、私の指導教官の先生のおかげで大塚久雄先生に直接講義をして頂いて親しくご指導を受けた分野でした。以来半世紀、社会を見る目の物差しの一つとして大いに活用できたと思います。 社会人と母を全うして林住期に至り、良き仲間を得て文学書や歴史書などを中心に10年以上の楽しいお気楽3人読書会を続けていて、「職業としての政治」は、4年の間隔を置いて、2回、取り組みました。とうとう、今月からプロ倫に取り組みたいとのリクエストに漕ぎ付けました。 個人的には残り少ない年月の今、再読の必要を感じておりませんでしたが、この改訳版は訳注がさらに充実なので、自分の再啓発のためと、プロ倫デビューの仲間のお婆ちゃんたちにも大いに感動？！して納得してもらえるものと、来週からが楽しみです。 これから社会人を始める若い方が社会を見る目を涵養するためには、読んでいただきたい貴重な書籍のうちの一冊と思います。私の孫ちゃんたちも、青年乙女になったら是非読んでね。