紀州温泉「天然足赤エビの宿」　新和歌ロッジ

25年5月9日に宿泊しました。エビ好きな家内がこの宿を選びました。エビ尽くしの夕食も満足でしたが、それより私には朝食の方が印象的でした。シラスに梅干しというご当地自慢の産品の丼の上での共演は、自然と漁師と農家と宿に感謝です。また、脂を滴らせながら焼けるアジの新鮮なこと。滴る脂の光景はしばらく脳裏に残りそうです。部屋は2ベッドの洋室を予約していましたが、海が見える和室が空いているとのことで、そちらを選びました。夜で真っ暗でしたが、カーテンを開けて大きな窓から見える海には、思わず「すっご」と言葉が出ました。宿の方もそんな反応を期待して、カーテンをさっと開けたのでしょう。窓際に布団を敷いて寝ましたが、閉めた窓の向こうから聞こえる、穏やかな波が打ち寄せる音。そんな自然が生み出す音を聞きながら寝る心地よさは、又格別で、もみ殻枕も手伝ってよく眠れました。海が見える和室が絶対おすすめです。