片しぼ竹の宿 梅玉・宿泊記
hotel

宿の概要

京都の静寂な竹林に佇む隠れ家的な温泉宿「片しぼ竹の宿 梅玉」。その名の通り、美しい竹林に囲まれた趣深い宿で、都市の喧騒を忘れさせてくれる特別な空間でした。

チェックイン・第一印象

午後3時、石畳の小径を歩いて玄関へ向かうと、既に宿の雰囲気に心が洗われます。玄関では女将さんが温かくお出迎えくださり、丁寧な挨拶と共に館内の案内をしていただきました。建物全体に使われている竹材と木材の調和が美しく、伝統的な日本建築の良さを現代に活かした設計に感動しました。

客室について

今回宿泊した「竹風の間」は、8畳の和室に広縁が付いた落ち着いた造り。窓からは美しい竹林が一望でき、風に揺れる竹の葉音が心地よいBGMとなっていました。

客室の設備・アメニティ:

  • 清潔で手入れの行き届いた畳と障子
  • 上質な浴衣とタオル類
  • お茶セット(地元の抹茶と和菓子)
  • 空気清浄機、冷暖房完備
  • 竹をモチーフにした調度品の数々

特に印象的だったのは、床の間に活けられた季節の花と、竹で作られた花器の美しさでした。

温泉・入浴施設

宿自慢の温泉は、竹林を眺めながら入浴できる露天風呂が秀逸でした。

大浴場「竹林の湯」:

  • 源泉掛け流しの天然温泉
  • 内湯と露天風呂を完備
  • 竹林に囲まれた開放感抜群のロケーション
  • 泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)
  • 効能:神経痛、筋肉痛、疲労回復など

夕刻の入浴では、竹林に差し込む夕日が幻想的で、まるで別世界にいるような感覚を味わえました。朝風呂では、朝靄に包まれた竹林の神秘的な美しさに心を奪われました。

お食事

梅玉の料理は、地元の旬の食材を活かした会席料理。竹をテーマにした美しい盛り付けと、素材の味を大切にした上品な味付けが印象的でした。

夕食:

  • 先付:筍の木の芽和え
  • 椀物:竹の子と桜鯛の吸い物
  • 刺身:地元産の季節魚3種盛り
  • 焼物:京都牛の竹包み焼き
  • 煮物:竹の子と海老の炊き合わせ
  • ご飯:筍ご飯
  • デザート:抹茶アイスと竹炭クッキー

朝食: 京都らしい上品な朝食膳。湯豆腐、焼き魚、だし巻き玉子、お漬物など、優しい味付けで胃に負担のない構成でした。

サービス・おもてなし

スタッフの皆様の心配りが素晴らしく、押し付けがましくない程度の距離感で、必要な時にはすぐにサポートしていただけました。特に女将さんの竹についての豊富な知識と、宿周辺の観光スポットの案内が大変参考になりました。

周辺環境・アクセス

宿周辺は竹林の小径が美しく、早朝の散策がおすすめです。最寄りの観光地まで徒歩圏内にあり、京都観光の拠点としても便利な立地でした。

アクセス:

  • JR京都駅からバスで約30分
  • 送迎サービスあり(要予約)
  • 駐車場完備(無料)

総評・感想

片しぼ竹の宿 梅玉は、竹という素材を活かした独特の世界観と、京都らしい上品なおもてなしが魅力的な宿でした。日常の喧騒を忘れ、自然の中で心身ともにリフレッシュできる貴重な体験ができました。

竹林に囲まれた静寂な環境、心のこもった料理、質の高い温泉、そして温かいサービス。すべてが調和して、忘れられない滞在となりました。

おすすめポイント:

  • 竹林に囲まれた特別な立地
  • 源泉掛け流しの質の良い温泉
  • 地元食材を活かした上品な会席料理
  • きめ細やかなおもてなし
  • 京都観光に便利な立地

注意点:

  • 山間部のため、夜は冷え込むことがある
  • 自然豊かな立地のため、虫対策があると安心
  • 人気宿のため、早めの予約がおすすめ

再訪への想い

四季折々の竹林の表情を楽しみたく、ぜひ違う季節にも再訪したいと思います。特に新緑の季節や雪化粧した冬の竹林も見てみたいものです。

評価:★★★★★(5/5)

都市の慌ただしさから離れ、日本の美しい自然と文化に触れたい方には、心からおすすめできる素晴らしい宿でした。