到着
秋の夕暮れ時、私は期待と少しの不安を胸に「エターナルフレーム」の重厚な門をくぐった。古い洋館を改装したというこのホテルは、まさに時が止まったかのような佇まいを見せていた。
エントランスでは、燭台の優しい光が石造りの壁を照らし、どこか別世界に迷い込んだような錯覚を覚える。フロントスタッフの方は、まるでこの館の歴史を体現するかのような落ち着いた雰囲気で出迎えてくれた。
客室
案内された部屋は3階の角部屋。重厚な木製のドアを開けると、アンティークな家具に囲まれた空間が広がっていた。
印象的だった設備:
- 天蓋付きのベッド(まるで中世の貴族になったような気分)
- 暖炉(実際に薪が燃やせる本格的なもの)
- ステンドグラスの窓(夕日が差し込むと幻想的)
- クラシックな猫足のバスタブ
窓からは手入れの行き届いた中庭が見え、夜になると満天の星空が楽しめた。都市部では決して味わえない贅沢な時間だった。
ディナー
館内のレストラン「ル・タン・ペルデュ」での夕食は、この宿泊の最大のハイライトだった。
コース内容:
- 前菜:フォアグラのテリーヌ 季節のコンポート添え
- スープ:牛すね肉のコンソメ トリュフ風味
- 魚料理:真鯛のポワレ ブールブランソース
- 肉料理:黒毛和牛のロティ 赤ワインソース
- デザート:チョコレートムース ベリーのコンポート
どの料理も丁寧に作られており、特に牛肉の柔らかさには感動した。ソムリエが選んでくれたワインとのマリアージュも絶妙で、食事というより芸術作品を堪能しているようだった。
朝の散策
翌朝は早起きして、ホテル周辺を散策した。朝霧に包まれた庭園は神秘的で、池のほとりでは野鳥たちの美しいさえずりが響いていた。
館内のライブラリーでは、暖炉の前で読書を楽しむことができ、まさに「永遠の時間枠」の中にいるような不思議な感覚を味わった。
総評
良かった点:
- 非日常を演出する完璧な空間作り
- スタッフの細やかで上品なサービス
- 料理のクオリティの高さ
- 静寂に包まれた贅沢な時間
改善を期待する点:
- Wi-Fi環境がやや不安定
- 古い建物のため、一部設備に古さを感じる部分も
評価:★★★★☆
エターナルフレームは、単なる宿泊施設を超えた「体験」を提供してくれるホテルだった。日常の喧騒を忘れ、ゆったりとした時の流れを感じたい方には、心からおすすめしたい特別な場所である。
宿泊日:2023年10月15日〜16日
料金:2名1室 85,000円(夕朝食付き)

