はじめに
今回は、伊勢志摩の美しい海岸線に佇む「日章館」に宿泊してまいりました。新鮮な伊勢海老料理で名高いこの老舗旅館での、忘れられない一夜の体験をお届けします。
到着・チェックイン
夕刻、穏やかな志摩の海を見下ろす高台に建つ日章館に到着。玄関では女将さんが温かく出迎えてくださり、まさに「おもてなし」の心を感じる第一印象でした。ロビーからは伊勢湾の美しいパノラマが広がり、旅の疲れが一気に癒されます。
チェックイン手続きは丁寧かつスムーズで、館内の説明も分かりやすく、期待が高まりました。
客室
今回宿泊した海側の和室は、10畳の広々とした空間で、窓からは穏やかな海が一望できます。畳の香りが心地よく、床の間には季節の生け花が飾られ、日本の美意識を感じる設えです。
部屋の設備も充実しており、清潔で快適に過ごすことができました。何より、窓辺に座り海を眺めながら過ごす時間は至福のひとときでした。
温泉
日章館自慢の温泉は、ナトリウム塩化物泉で、肌がしっとりとする良泉です。特に露天風呂からの眺望は絶景で、夕暮れ時には海と空が茜色に染まる美しい景色を楽しめました。
泉質が良く、長旅の疲れも完全に取れ、心身ともにリフレッシュできました。朝風呂では、朝日が海面に映える幻想的な光景も堪能できました。
お食事
夕食 - 活伊勢海老懐石
日章館の真骨頂である活伊勢海老料理の夕食は、まさに芸術品でした。
前菜から季節感あふれる美しい盛り付けに心躍り、お造りでは本日水揚げされたばかりの新鮮な地魚が並びます。そして待望の活伊勢海老の登場です。
まずは活け造りで、透明感のある身の甘さと食感に感動。続いて鬼殻焼きでは、香ばしい香りとともに凝縮された旨味を堪能しました。伊勢海老の味噌汁は、濃厚な出汁が絶品で、最後の一滴まで味わいました。
煮物、焼き物と続く品々も、地元の食材を活かした創意工夫が感じられ、料理長の技量の高さがうかがえます。
朝食
朝食も手抜きなく、干物を中心とした和朝食で、ご飯が進む美味しさでした。特に地元で獲れた魚の干物は絶品で、朝から幸せな気持ちになりました。
サービス・おもてなし
スタッフの皆さんのサービスは一貫して丁寧で、程よい距離感を保ちながらも心のこもった対応をしていただきました。特に女将さんの気配りは素晴らしく、宿泊客一人一人に心を配る姿勢が印象的でした。
食事の際の料理説明も詳しく、地元への愛情が感じられる内容でした。
総評
日章館は、新鮮な伊勢海老料理と温泉、そして心温まるおもてなしが三拍子揃った素晴らしい宿でした。特に活伊勢海老の美味しさは格別で、この地域ならではの贅沢を堪能できました。
海を望む立地、良質な温泉、そして何より料理の質の高さを考えると、十分に価値のある宿泊でした。伊勢志摩を訪れる際は、ぜひまた利用したいと思える、心に残る宿でした。
おすすめポイント
- 新鮮な活伊勢海老料理の数々
- 海を一望できる絶景の露天風呂
- 心のこもったおもてなしサービス
- 伊勢湾の美しい景色
- 地元食材を活かした創意工夫ある料理
評価: ★★★★☆
次回はぜひ違う季節にも訪れて、四季折々の海の幸を楽しみたいと思います。

