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新九郎、ついに“武力”行使へ! 甥・龍王丸への家督返還を渋る新五郎。 対話優先で交渉を重ねてきた新九郎だが、 己の姿勢と覚悟を示すために、 武力で新五郎派の代官を退かせる。 驚く新五郎に、新九郎は新たな条件と期限を突きつけるが!? 刻一刻と悪化する自分の体調、 夢枕に立つ先主・今川義忠の言葉、 そして、将来有望な甥・孫五郎への想い。 すべてが絡まり、新五郎は思いもよらぬ決意をする。 一方、のんびりマイペースで臆病に思えた龍王丸も 膠着状態を打開するために新九郎にある提案をしてきてーーー 駿河今川家の家督争い、決着編は佳境へ。 両陣営、葛藤と覚悟の16集! 【編集担当からのおすすめ情報】 争いを怖がり、駿河への帰国を渋った龍王丸ですが 日に日に(マイペースですが)成長中! まだまだ守護家当主には頼りないけど、 クネクネウジウジしているばかりではない龍王丸のいじらしさにもご注目ください。 また今巻で出会う、とある少年と龍王丸の交流の様子も心あたたまるので お見逃し無く! 本編は緊張感が増し、正面衝突秒読み!?な空気感ではありますが、 だからこそ随所に散りばめられたゆうきまさみ節のほっこり、クスクスなシーン、小ネタが効いています! そのあたりもぜひお楽しみください!!
レビュー(8件)
面白い
戦後時代の先駆け、室町時代のドラマが面白いです。
なかなか今川の家督を返そうとしない新五郎に対し、 あの手この手で工作する新九郎だが、 今までとは違い、いくさも仕掛けるように。 新五郎の意図に反し、衝突となったが、 そこには新九郎の策が。勝ったか?
歴史
龍王丸の成長が見られ面白かった。龍王丸と新五郎の話し合いは何回もみても面白かった。
おもしれえええーーーーつ!!!!!
数巻前までは時代背景や大勢の人物を追ってゆくのが大変だったものの(それでも面白かったのだが、ゆうき先生の読ませ方のうまさには敬服する)前の巻あたりから新九郎と龍王丸のキャラがうまくシンクロし始め、この巻あたりからは完璧にはまる!僕はこの時代のことは全く知らない、次巻決戦とその落とし方はどうなる!?龍王丸おもしれえ!!!!
話がズンズン進みました。 今巻は龍王丸の成長と新九郎とは思えない行動力が見所かな。 家督争いは時代の常とはいえ、苛烈で残酷だ。