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一人の少女が、インドからイギリスへやってきた。少女の名はセーラ。裕福な父のもとで不自由なく育った、優しく素直な少女である。ロンドンの寄宿学校・ミンチン女子学院で学ぶことになったセーラは、その誰にでも親切で分け隔てなく付き合う性格で、すぐに学院中の生徒達から慕われるようになる。しかし、インドでダイヤモンドの発掘事業をしていた父が突然亡くなり、事業も破綻したことから、彼女の生活は一変する。一文無しとなったセーラはミンチン院長によって屋根裏部屋へ押し込められ、学院の下働きとして働かされることになるだった…。何もかも失うことになっても、清く気高い心でくじけずに生きる真のプリンセス、セーラの物語。
レビュー(4件)
二年生の子供が喜んで読んでいました。 絵が可愛らしいのがお気に入りだそうです。
スーリヤの照らす光
小学生の頃に毎週アニメで見ていましたが、大人になってから見てみたらセーラやベッキーのような働く子供について考えさせられ、涙が出ました。 ラム・ダスさんのサルのスーリヤ、太陽という意味の言葉だと知って、暗い人生に光が差すみたいなイメージで、辛いことが起きても乗り越えていけるように、腐らず清らかな心を忘れずに生きたいと思いました。
子供の頃見たアニメが本で売られているのを知って欲しくなりました。DVDにもなっていますが、本の方が場所も取らないし便利だと思います。思い入れあるので大事にしていきたいです。
懐かしい
小学生の時にテレビで見ていた小公女セーラ。 当時、悲しさや切なさ、謙虚など様々な気持ちを学んだ作品なので、娘にも読んで貰いたくて購入。 漢字にふりがながふってありますが、普段絵本しか読まない低学年の娘には字が小さく、分厚かったので少し早かったかなぁとも思いましたが、毎日手にしてくれているので購入して良かったです。 私も、懐かしい気持ちで読みたいと思います。