森の中に住う者として 大変興味深く拝読させていただきました。 自然界の営みにただただ感嘆致しました。 近代の人の世の在り方に思いを馳せた次第です。,この作者の次作「後悔する犬、噓をつくニワトリ」を先に読み、とても面白かったのでこちらも購入してみました。期待通りの面白さでした。植物は季節に合わせてシステマチックに成長し活動しているだけかと思っていたら全然違いました。森の中では、根を通じて栄養をお互いに回したり、葉を食べられ始めたら周囲に警戒を促したり、その虫を食べてくれる生き物を呼び寄せたり、自ら毒性を持って防衛したりと結構忙しい生活です。 静かな世界と思っていた森も、樹木たちのコミュニケーションでにぎわっているのだと分かり、とても興味深かったです。,森林の木々が意志を持って、生きているっていうかんじがよくわかります。 人間の寿命以上に長生きをしている樹木を大事にしないといけないなと思いました。,海外の森林管理官が書かれた本です。樹木や生物の生きざまが書かれています。森林に訪れたくなる一冊です。,高橋源一郎の「飛ぶ教室」で紹介されていた。樹木が周りと共生して生きていることなど初めて知った。世界一の巨木であるセコイアがヨーロッパでは育ち難いことは初耳。野球のバットに使うアオダモもトネリコも保護していく必要はあるが複雑な心境。
レビュー(62件)
森の中に住う者として 大変興味深く拝読させていただきました。 自然界の営みにただただ感嘆致しました。 近代の人の世の在り方に思いを馳せた次第です。
この作者の次作「後悔する犬、噓をつくニワトリ」を先に読み、とても面白かったのでこちらも購入してみました。期待通りの面白さでした。植物は季節に合わせてシステマチックに成長し活動しているだけかと思っていたら全然違いました。森の中では、根を通じて栄養をお互いに回したり、葉を食べられ始めたら周囲に警戒を促したり、その虫を食べてくれる生き物を呼び寄せたり、自ら毒性を持って防衛したりと結構忙しい生活です。 静かな世界と思っていた森も、樹木たちのコミュニケーションでにぎわっているのだと分かり、とても興味深かったです。
森林の木々が意志を持って、生きているっていうかんじがよくわかります。 人間の寿命以上に長生きをしている樹木を大事にしないといけないなと思いました。
海外の森林管理官が書かれた本です。樹木や生物の生きざまが書かれています。森林に訪れたくなる一冊です。
高橋源一郎の「飛ぶ教室」で紹介されていた。樹木が周りと共生して生きていることなど初めて知った。世界一の巨木であるセコイアがヨーロッパでは育ち難いことは初耳。野球のバットに使うアオダモもトネリコも保護していく必要はあるが複雑な心境。