流れる星は生きているを読んでから読んだ方がいいかも。,もっと早く出会っていればと… 「流れる星は生きている」を読んだ後読みました。 子育てをされている方にはもちろん子どもたちにも読んでいただきたいですね。戦争の生々しい話もいいのですがこういった話も絶対必要だと思いました。,著者の生い立ちから女学校時代・新田次郎氏との結婚から満州での生活・壮絶な引き上げ後の生活まで。天才数学者藤原正彦氏の育て方のおおらかなこと,いまどきの若いお母さん,必読ですよ。 ,藤原ていさんの作品は「流れる星は生きている」に続き2冊目。 ていさんの子供時分からの話から、「流れる星は生きている」で詳細が書かれている満州からの脱出行、帰国後に子供達や夫・新田次郎氏の話など、半生がつづられています。 読む順番は好きずきでいいと思いますが、先に「流れる~」を読んでいると、より深く本書が読めると思います。,小説ということになっていますが、著者藤原ていの、自分の学生時代のこと、夫新田次郎との出会い、新京からの引き揚げ、そしてその後についての回顧録です。「流れる星は生きている」は臨場感たっぷりでしたが、この本は少し時間をおいてからの執筆であるため、少し冷静な部分があります。 「流れる星…」の帯に藤原正彦氏の原点と書かれていますが、むしろ、同氏の原点はこちらの本に書かれているのではないでしょうか。 親の視点、子供の視点、藤原咲子氏「母への詫び状」とともに読むと、子育てを考えさせられます。
レビュー(10件)
藤原ていの著書
流れる星は生きているを読んでから読んだ方がいいかも。
読んでみたくて
もっと早く出会っていればと… 「流れる星は生きている」を読んだ後読みました。 子育てをされている方にはもちろん子どもたちにも読んでいただきたいですね。戦争の生々しい話もいいのですがこういった話も絶対必要だと思いました。
著者の生い立ちから女学校時代・新田次郎氏との結婚から満州での生活・壮絶な引き上げ後の生活まで。天才数学者藤原正彦氏の育て方のおおらかなこと,いまどきの若いお母さん,必読ですよ。
藤原ていさんの作品は「流れる星は生きている」に続き2冊目。 ていさんの子供時分からの話から、「流れる星は生きている」で詳細が書かれている満州からの脱出行、帰国後に子供達や夫・新田次郎氏の話など、半生がつづられています。 読む順番は好きずきでいいと思いますが、先に「流れる~」を読んでいると、より深く本書が読めると思います。
小説ということになっていますが、著者藤原ていの、自分の学生時代のこと、夫新田次郎との出会い、新京からの引き揚げ、そしてその後についての回顧録です。「流れる星は生きている」は臨場感たっぷりでしたが、この本は少し時間をおいてからの執筆であるため、少し冷静な部分があります。 「流れる星…」の帯に藤原正彦氏の原点と書かれていますが、むしろ、同氏の原点はこちらの本に書かれているのではないでしょうか。 親の視点、子供の視点、藤原咲子氏「母への詫び状」とともに読むと、子育てを考えさせられます。