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恋の蕾が吉原の街に花開く、第3巻! 江戸時代、遊郭吉原。 親を殺された武家出身の朱音は大見世・曙楼に自ら身を沈め、茜と名乗る。 若旦那・惣右助に対する正体のわからない感情に戸惑う茜。 一方、まっすぐに感情をぶつけてくる惣右助に、茜は心をかき乱されて・・・。 そして、惣右助と元使用人・利一の力を借り、茜の生家・永倉家のお取り潰しの手がかりにも少しずつ近づいていき・・・・・・!? 【編集担当からのおすすめ情報】 反発し合いながらも惹かれ合っていた茜と惣右助。 3巻では、2人の恋が急速に動き出します! また、惣右助と利一に守られながら、父親殺しの謎の手がかりに少しずつ近づいていく展開からも目が離せません。 惣右助と茜の幼い頃の貴重な番外編ストーリーや大好評のあとがき描き下ろしも収録。 さらに、コミックスでしか読めない、本編特別追加描き下ろしも必見です!!!
レビュー(12件)
web版は既に持っていますが、手元に保存して置きたく全巻大人買い。遊廓の話ですが、暗くなり過ぎないのが良い。二人の恋の行方と茜の両親が犯人探しのサスペンス要素もドキドキさせられます。何より桜小路先生の素敵な絵と台詞が素晴らしい。
若旦那の惣右助の15年前の話と神谷利一郎の10年前の話がオープニングから番外編で入っていてほっこりしました。番外編のあとに始まる本編では、さらに惣右助に惹かれていく茜が可愛い。次巻も楽しみになりました。
うれしい
なかなか手に入らないので、購入出来て良かったです!残すは10巻のみ!!
途中までネットで読んだけど、やっぱり本の方が良いですね。何度もよみかえせます。「あぁ、そういうことか」と後で分かることもあり、買って良かった!
惣右助が落とした扇子を、茜音が大事に持っていたところが惣右助に見つかってしまうシーン、大好きです。 惣右助の気持ちに正直に答えたい気持ち、そして両親を殺した犯人を見つけ出したい思いが茜音の中で交錯し、こちらまでもどかしい気持ちになります。 ただのイケメンではなく、洞察力があって頭もキレる若旦那。こんなにいい男は今までいなかったかも。