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「もう、うつむくのはやめよう」 転生者である魔導具師のダリヤ・ロセッティは、決められた結婚相手からの手酷い婚約破棄をきっかけに、自分の好きなように生きていこうと決意する。 行きたいところに行き、食べたいものを食べ、何より大好きな“魔導具”を作りたいように作っていたら、なぜだか周囲が楽しいことで満たされていく。 「これも、君が作ったの!?」「この際だから商会、立ち上げない?」 ダリヤの作った便利な魔導具が異世界の人々を幸せにしていくにつれ、作れるものも作りたいものも、どんどん増えていってーー。 魔導具師ダリヤの、自由気ままなものづくりストーリーが今日ここからはじまる!
レビュー(22件)
これは楽しい。気持ちいい。
クールな頭に真摯な気性、多少お花畑な親切心と好奇心。恨んだり、憎んだり、ネガティブに俯かないダリヤの行動力は只々気持ちがいいです。自己中なアホのことはほっといて、いろんな人を巻き込んでバリバリお仕事。そして美味しいご飯。(食レポうま過ぎ。下戸の読者も飲んでみたくなる楽しい料理。)気づかぬうちにいろんな人の心や立場をもつないでしまう主人公の周りが、熱く、大きく拡がっていく感じがすごい。魔道具作りの描写の美しさも光ります。一体どこまで行くのかしら?8巻大人買いしましたが後悔してません。どこまでも付いて行きますわぁー!
さすが評判になるラノベは面白い 特に何も盛り上がることの無い 日常系のラノベだが一応主人公ちゃんは 転生者で職人知識チートではあるが こっちの世界での素材をいじくり倒し 試行錯誤をし物作りをするので 多分日常系だと思います。 文章書き方が何とも惹かれる 面白い本でした。
漫画から原作小説へ
Rentaで漫画を読んで、先行している原作小説に流れました。 原作の方が内容が濃かったです。 オルランド家のスピンオフが読んでみたいです。
今まで料理のある小説は何度か読んだことがありますが、文章だけでお腹が空く経験をしたのは初めて。 読み終わった深夜1時には、ついカップラーメンを食べてしまった。 魔導具と料理について書かれた、良い意味で恐ろしい飯テロ本だと思います。