2022年11月2日読了 対談。普通。 第一夜と第二夜になっていた。前書きは村上春樹が書いていて、後書きは河合隼雄が書いていた。対談の文章を起こしたのは、村上春樹っぽい。タイトル通り、どっちかと言ったら、村上春樹の企画のようなの。 最初あんまり面白くないと思った。難しい片仮名言葉が大量に出てきたりして。話している内容も、二人ともアメリカで暮らしていたからかなんか知らないけどアメリカ人と日本人の違いみたいなので、面白くなかった。特に河合隼雄については、「この人は結構人気がある人なんだけど、なんかつまらんこととかしか言わないつまらん人だなあ。これくらい面白くない人じゃないと人気は出ないのかもしれない」とか思った。ちょっと時代錯誤的なことを言っていたような気もする。実際老人だし。 ところが、第二夜になったら、面白くなった。河合隼雄なんかは、すげー良い事を言っているように感じた。編集者が方向を示したのかもしれない。村上春樹は、第二夜になっても片仮名用語を多用していた。(河合隼雄もかも),村上春樹さんと河合隼雄さんの掛け合いが楽しめる本です。会話形式なので、二人の雰囲気が伝わります。,本書は、心理学界及び教育学界の大御所である河合隼雄氏と、文学界の大御所である村上春樹氏の対談集です。お二人による様々な社会面、文学面に焦点を当てたお話は、とても刺激的で、かつ多くの示唆にあふれています。例えば、60年代の学生紛争やオウム真理教、そして阪神大震災などです。ぜひとも、皆さんに読んでいただきたい一冊です。,拡大を思えたり、ありがとうございました。,河合隼雄先生に対する敬意が伝わってきます。また現役で仕事に向き合っている人同士の会話なので身に滲みます。オススメです。
レビュー(215件)
読書日記
2022年11月2日読了 対談。普通。 第一夜と第二夜になっていた。前書きは村上春樹が書いていて、後書きは河合隼雄が書いていた。対談の文章を起こしたのは、村上春樹っぽい。タイトル通り、どっちかと言ったら、村上春樹の企画のようなの。 最初あんまり面白くないと思った。難しい片仮名言葉が大量に出てきたりして。話している内容も、二人ともアメリカで暮らしていたからかなんか知らないけどアメリカ人と日本人の違いみたいなので、面白くなかった。特に河合隼雄については、「この人は結構人気がある人なんだけど、なんかつまらんこととかしか言わないつまらん人だなあ。これくらい面白くない人じゃないと人気は出ないのかもしれない」とか思った。ちょっと時代錯誤的なことを言っていたような気もする。実際老人だし。 ところが、第二夜になったら、面白くなった。河合隼雄なんかは、すげー良い事を言っているように感じた。編集者が方向を示したのかもしれない。村上春樹は、第二夜になっても片仮名用語を多用していた。(河合隼雄もかも)
村上春樹さんと河合隼雄さんの掛け合いが楽しめる本です。会話形式なので、二人の雰囲気が伝わります。
心理学界と文学界の大御所の素晴らしい対談
本書は、心理学界及び教育学界の大御所である河合隼雄氏と、文学界の大御所である村上春樹氏の対談集です。お二人による様々な社会面、文学面に焦点を当てたお話は、とても刺激的で、かつ多くの示唆にあふれています。例えば、60年代の学生紛争やオウム真理教、そして阪神大震災などです。ぜひとも、皆さんに読んでいただきたい一冊です。
拡大を思えたり、ありがとうございました。
村上春樹さんの、
河合隼雄先生に対する敬意が伝わってきます。また現役で仕事に向き合っている人同士の会話なので身に滲みます。オススメです。