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まえがき 第一章 この問題に対して古典物理学者はどう近づくか? 第二章 遺伝のしくみ 第三章 突然変異 第四章 量子力学によりはじめて明らかにされること 第五章 デルブリュックの模型の検討と吟味 第六章 秩序、無秩序、エントロピー 第七章 生命は物理学の法則に支配されているか? エピローグ 決定論と自由意思について 岩波新書版(一九七五年)への訳者あとがき 二一世紀前半の読者にとっての本書の意義 ──岩波文庫への収録(二〇〇八年)に際しての訳者あとがき
まえがき 第一章 この問題に対して古典物理学者はどう近づくか? 第二章 遺伝のしくみ 第三章 突然変異 第四章 量子力学によりはじめて明らかにされること 第五章 デルブリュックの模型の検討と吟味 第六章 秩序、無秩序、エントロピー 第七章 生命は物理学の法則に支配されているか? エピローグ 決定論と自由意思について 岩波新書版(一九七五年)への訳者あとがき 二一世紀前半の読者にとっての本書の意義 ──岩波文庫への収録(二〇〇八年)に際しての訳者あとがき
レビュー(97件)
主人に頼まれ購入しました。 有難う御座いました。
世紀の名著
シュレディンガーという、量子力学を打ち立てた人が一般向けに書いた生命についての書物です。 さすがに、物理学と生物学を多少は知っていないと、何を言っているのかわからないかと思いますが、専門的な知識や数学力がなくても、何とか読み進めることができる希な名著です。 このレベルの古典にしては、わかりやすい文章と言え、翻訳者の力もあることと思います。 大変貴重な名著であり、それをこのくらい手軽に読めるのは、ありがたいことです。
生物を知る上での古典
古典的な名著だと思います。大学生時代に読んだはずが、留学の引っ越しで本は行方不明となり、30年ぶり?に再開。ジャック・モノーやマルティン・ガードナーなどは残っていたのに。湯川秀樹とか朝永振一郎にも興味があれば、生物の部外者でも楽しく読めるはずです。今の若者の興味を惹くかどうかは分かりませんが、・・・
猫じゃない話
高校の生物1の教科書にすればいいと思う。 ただ、まぁ生物も進化しているので、ちょっと古いけど それでも高校の知識だけでも読めちゃう。 楽しいです。生物好きな高校生、読むといいと思うよ。
存在をじっくり考える
存在とは何か、量子論から眺めた生命論。難解ですが、じっくり考えてみたい一冊です。