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最後の難所・八丁越で、参勤行列を狙う者とは!? 大人気900万部シリーズ、ついにあと一巻で完結です。 小籐次と駿太郎を加えた参勤交代の行列は、森藩領地へと近づいていた。 国家老と結託した商人・小坂屋が親子を目の敵にする理由は、過去の因縁に あるらしいのだが… 旅の中で多くを学ぶ駿太郎は、自分の剣に大きな軸が生まれたことを自覚し、 ひとつの決意をする。 参勤交代の列は、森城下を目指し玖珠山中へ。 最後の難所・「八丁越」に待ち構えるという12人の刺客とは何者なのか… 夜明けの霧が晴れた時、石畳の上に登場した刺客と対決する 小籐次はーーー 主君の恥を雪ぐためたった独りで四藩を敵に回した「御鑓拝借」の あの日からはじまった小籐次の物語。過去の出来事が、人の想いが まわりまわって姿を現した時、この物語はついに完結に動き出すーー 次巻、最終巻!
レビュー(10件)
このシリーズも長いですね。佐伯さんのはとにかく長いのが気になります。
小籐次・駿太郎親子 波乱の道中
美人で歌人の妻・おりょう、養子・駿太郎(14歳、赤目小籐次を襲った刺客から託された子で当時は赤ん坊)、紙問屋久慈屋や新兵衛長屋の面々ら、小籐次を取り巻く面々と織りなす人間ドラマと事件の数々、新シリーズの第24弾最終巻前。 * 頭成の湊に着き、森藩の国家老・嶋内と商人・小坂屋の不穏な結びつきを知った小籐次は、ある過去の出来事を思い出した。一方、瀬戸内海の旅を経て新技「刹那の剣」を生み出した駿太郎は、剣術家としての生き方を問うべく大山積神社での勝負に臨む。森城下を目指す参勤の一行を難所・八丁越で待ち受ける十二人の刺客とは。。。 * 森藩の参勤交代に随行する小籐次・駿太郎親子の波乱の道中色々。親子の命を狙う暗殺団との対決が見もの。さらに、駿太郎が新技を編み出し、ますます強くなってきましたね。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:佐伯泰英(サエキ ヤスヒデ) ・略歴:1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。'99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る。 ・出版:文藝春秋 ・発売:2022年7月 ・ページ数:336p ■これまでに購読した佐伯泰英の著書 ・「異風者」 ・「密命」(全26巻) ・「夏目影二郎始末旅」…第14巻で読み止め ・「古着屋総兵衛影始末」(全11巻) ・「吉原裏同心」…第16巻で読み止め ・「居眠り磐音江戸草双紙」(全51巻)、「居眠り磐音江戸草双紙 読本」 ・「空也十番勝負 青春篇」(全6巻) ・「酔いどれ小藤次留書」(全20巻) ・「新・酔いどれ小藤次」…第23巻まで(本書) ----- ◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%
佐伯センセのご本は買います(笑)
シニア世代、目が疲れますが、佐伯泰英さんの本だけは外せません 最終巻に向けて大詰め 楽しく読みました
とても早く着きました!
母から頼まれて注文しました。 早く着きました、ありがとうございます。