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古いお城でしずかに楽しくくらしていた小さいおばけが、昼の世界をひとめ見たくてたまらなくなりました。ある日、願いがかなって昼間に目をさました小さいおばけは、さっそく見てまわろうと出かけましたが、日の光にあたったとたん、まっ白だった体がまっ黒になってしまったのです。そのうえ道にまよってしまって、さあ、たいへんです!それに昼のくらしはさわがしくて、お城に帰りたい気もちはだんだんつよくなりますが…?小さいおばけは、夜のおばけにもどれるのでしょうか?そして、もとのまっ白な体にもどれるでしょうか?ドイツを代表する児童文学作家プロイスラーが、小さいおばけの冒険を描いた楽しい物語。原書の絵をすべて収録してお届けします。小学校低・中学年から。
レビュー(11件)
かわいらしいおばけ
プロイスラーの「小さい魔女」が大好きだったので、最初はそうしようと想っていたのですが、うちの子ども(小1)ではちょっと難しいかも・・と思ったので、小学校3年向きとはありますが、筋がシンプルでわかりやすいこちらを選びました。 おばけの絵も可愛らしいので子どもも夢中で詠んでいます。 振り仮名があるので、漢字があっても読めます。
大どろぼうホッツェンプロッツ」で知られる児童文学作家プロイスラーの、かわいいおばけのお話がこの「小さいおばけ」です。
私が子供のときも読んだこの本。まさか、息子まで気に入るとは!可愛いおばけちゃんがある日起きたら真っ黒のなっていた!さあ大変!息子はドイツ語と日本語でこの本を楽しんで、大きくなったら今度は自分の子供に引き継ぐと嬉しいです。