上巻の中での色々な展開、関係する人物の過去の出来事の描写が在って下巻に至る。 下巻では、或る大きな陰謀と、それを阻んで丸く収めようとする側と、何方に寄って動くのか判り悪い者との動きが交錯しながら、何やら禍々しい事態が進展する。虚実入り混じったような、武術的な戦闘力と呪術とが交錯する闘いが展開する。そして如何なって行くのかという物語だ。 その豪勇な様が「鬼神の如く」と語り伝えられる勇壮な武者が、本当に“鬼”となってしまっているという様子…そこから起こる様々な物語…そういう状況の仕掛人と、その仕掛人の正体を暴いて事態の解決を図ろうとする人々という感の本作の物語。少し夢中になった。 本作は、何か「画が思い浮かぶ」という調子の多くの章が折り重なって全体の形を作っている。何か「映像化」を意識しながら綴っているような気もしないではなかった。何れにしてもなかなかに愉しい!広く御薦めしたい。,勧められて読み始めたが、もうすぐ全巻制覇✌ 化け物達への温かみもありながら物語がリズムよく 進行してゆく。大袈裟かも知れないが 人としての在り方を学ばされた。,「陰陽師」のシリーズは大好きです。 この巻は長編で今までにない展開ですが、はずれ無しの面白さでした。,1,2作目と5作目を読んで、すっかりはまってしまいました。今回は、一気に8冊を購入。相変わらずのストーリーにワクワクドキドキしながら読んでいます。安倍晴明と源博雅とのコンビが素敵です。,短編集のほうは、あまりにあっさり読めてしまって、 すごく物足りなさが残ったけど、 こちらは、上下2巻でしっかり読み応えありました。 おどろおどろしさと、清明と博雅の会話、 どちらも堪能できました。
レビュー(96件)
上巻の中での色々な展開、関係する人物の過去の出来事の描写が在って下巻に至る。 下巻では、或る大きな陰謀と、それを阻んで丸く収めようとする側と、何方に寄って動くのか判り悪い者との動きが交錯しながら、何やら禍々しい事態が進展する。虚実入り混じったような、武術的な戦闘力と呪術とが交錯する闘いが展開する。そして如何なって行くのかという物語だ。 その豪勇な様が「鬼神の如く」と語り伝えられる勇壮な武者が、本当に“鬼”となってしまっているという様子…そこから起こる様々な物語…そういう状況の仕掛人と、その仕掛人の正体を暴いて事態の解決を図ろうとする人々という感の本作の物語。少し夢中になった。 本作は、何か「画が思い浮かぶ」という調子の多くの章が折り重なって全体の形を作っている。何か「映像化」を意識しながら綴っているような気もしないではなかった。何れにしてもなかなかに愉しい!広く御薦めしたい。
オモシロすぎ!
勧められて読み始めたが、もうすぐ全巻制覇✌ 化け物達への温かみもありながら物語がリズムよく 進行してゆく。大袈裟かも知れないが 人としての在り方を学ばされた。
今までにない展開
「陰陽師」のシリーズは大好きです。 この巻は長編で今までにない展開ですが、はずれ無しの面白さでした。
1,2作目と5作目を読んで、すっかりはまってしまいました。今回は、一気に8冊を購入。相変わらずのストーリーにワクワクドキドキしながら読んでいます。安倍晴明と源博雅とのコンビが素敵です。
短編集のほうは、あまりにあっさり読めてしまって、 すごく物足りなさが残ったけど、 こちらは、上下2巻でしっかり読み応えありました。 おどろおどろしさと、清明と博雅の会話、 どちらも堪能できました。