- 8
- 3.75
「体とこころを動かす『脳』は、3歳までに約80%完成する」。小児科医の白川嘉継氏をはじめ、多くの専門家が妊娠中〜3歳までの子育ては、子どもの人格形成の土台となる重要な時期だと述べています。 しかし、実際の子育てが始まると毎日のルーティーンをこなすだけで精一杯。少し手が離れる3歳頃になって後悔するママも少なくありません。 本書では、そうしたママたちの悩みに向き合い、24年にわたり親子教室を主宰してきた著者が、3歳までに実践すると、子どもがぐんと伸びる30のポイントを紹介します。 第1章 子育てが始まる前から知ってほしい! パパママのマインド編 第2章 いざという時に役立つ! 親子力編 第3章 これだけ抑えれば大丈夫!子どもの生活の基本編 第4章 子育ての困った! にお応えします 第5章 子育てをもっと彩りよくするために
レビュー(8件)
子育て中の方にぜひお勧めしたい1冊です!
親子教室を主宰して25年、4000人の親子を見てきたという著者ならではの経験談が惜しみなく書かれており、頷きながら一気に読んでしまいました。 第一子が生まれたばかりの時、子育てを楽しむと言うより毎日が不安で、自分の子育てに自信が持てずにいました。我が子はもう大きくなっていますが、本書の題名を見て今までの自分の子育てを振り返ってみたいと思い購入しました。 保育園勤務、親子教室主宰、ご自身の経験を通じての数々の経験に基づくアドバイスはとても説得力があり、子育てに不安を抱えている親御さんにとってとても参考になる本だと思います。本書を通じてまずは親がしっかり学ぶ、そして日々子供をよく観るとことの大切さを学びました。正直もっと本書に早く出会いたかったという気持ちはありますが、3歳より大きい子にも通じる部分も数多くあり、今からでも実践していきたいと思います。
がっかり
一度も読んでいないのに少し中身がよれている感じがありました。
表題に「本当に大切なこと30」とありますが、これを見た時に、30もあるんだと正直思いました。 子どもを育てることは全部が大切なこととは思うけれど、こうやって数字で表されると、自分はやっていけるのかなと不安さえ覚えます。 不安な気持ちを抱えたまま読んでいくと、何も特別なことをしなくても普段の子どもとの関わりの中でできることばかりでした。 印象に残ったのは子どもは親が思っている以上にちゃんと自分の思いがあって、ちゃんと考えているんだということ。 この本にはたくさんのヒントや知恵、アドバイスが書かれています。 自分に余裕がないこともたくさんあります。 そんな時、ちょっとこの本を開いてみることでアドバイスをもらったり、気持ちを軽くしてまた、子育てを頑張れるのではないかなと思います。
子育てをする中で、どうしても人と比べて不安になることがあり、ベストな子育て法の参考になる本を探していてこの本を手に取りました。 この本には、よくある具体的な事例を交えて“子育ての軸”が書いてあるので、子育てしている中で見失いがちだけど大事なことを思い出すことができ、スッと私の気持ちが楽になりました。 これからも子育てで不安になった時にこの本を読み返すことで解決できるように、リビングの目につくところに置いておこうと思います。 ついつい他の子と比べて、結果や成果、他人に褒められることを求めがちですが、日々の地道な親子の土台を作ることを意識していれば、結果は後からついてくると思えるようになり気持ちが楽になりました。この本に出会えて本当によかったです。ありがとうございました。
現在2歳の子供の子育てをしていますが最近イヤイヤ期に入ってしまい子育てに悩んでいたので本を手に取りました。本書には子供だから仕方ないではなくしっかりと子供の個性を見つめて対応していくことが大切だと学ぶことが出来ます。悩みになっている子供の行動が色々と紹介されてそれぞれどのような対処をしていけばよいか色んなパターンも紹介がされていたので分かりやすかったです。 問題行動に見えてしまう子供の行動にはいつもちゃんとした理由があると書かれている内容を読んだ時ははっとして自分の価値観に当てはめて決めつけてしまっていたことに気づかされました。じっくりと子供を観察して接していくことが大切だということを学ぶことが出来る1冊です。