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「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」 人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。 なんとなく受講した「民俗学2」のイケメン准教授・高槻になぜか気に入られ、 怪異に出会うとついテンションが上がってしまう彼の「常識担当」として助手をすることに。 親しくなるにつれて尚哉は、高槻の瞳が時々夜空のような青色に変わることや超記憶能力を持っていることなどを知る。 実は高槻もまた、幼い頃に奇妙な体験をしていたのだ……。 このアパートは、幽霊物件?! 隣の空き部屋から聞こえる奇妙な音の正体は…。 ーー「第一章 いないはずの隣人」 ふと気づくと、周りにいつも針が落ちている……。これは呪い?それとも…。 ーーー 「第二章 針を吐く娘」 肝試しに出かけた少女が消えた。しかし数日後、彼女は帰ってきた。足の裏はきれいなままで…。 ーー「第三章 神隠しの家」 果たしてこの世に「本物の怪異」は存在するのかーー? 読まない手はない!今、売れに売れています! ちょっぴり残念なイケメン准教授と、常識担当の大学生の凸凹コンビが 民俗学の知識を使って、怪奇事件や都市伝説の謎を「解釈」する軽快なミステリ、開講!!! イラスト/鈴木次郎 第一章 いないはずの隣人 第二章 針を吐く娘 第三章 神隠しの家
レビュー(131件)
民俗学ミステリー
不思議な体験から嘘を聞き分ける耳を持ってしまい、それゆえに孤独になった男子大学生深町尚哉が、民俗学の准教授高槻の助手をしながら2人で挑む民俗学ミステリ。深町の過去だけでなく、神隠しにあった高槻の過去も少しずつ明らかになって…。私は漫画先行でしたが、本だと嘘の表現はどうなるのか?あぁ、こうなるのねと思いながらグングン読み進められます。イケメン高槻が残念な感じなのも面白いです。
私は読書が大好きです がレビューを書いたことありませんが この本は最高に愉快で複雑な本 高槻教授と学生の境遇が似ている話から展開する 続きは読んで下さい 2から4迄買って読む予定
非常に面白いので、1冊目を読み始めてすぐに続きを注文しました。 一気に読んでしまいそうです。 久々にハマれる小説を見つけた気がします。
人の言葉から 嘘を聞き分けてしまう耳を持ち、それ故心を閉ざしてしまう 大学生 深町尚哉。 イケメンで 超人的な記憶力を持つが、驚くほどの方向音痴で 無邪気な子供のような振る舞いをする ザンネンな准教授 高槻彰良。 高槻の講義を受講したことをきっかけに、尚哉は 高槻の助手のバイトをすることになる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー TVドラマから入りました。 第1巻は、 第1章 いないはずの隣人 第2章 針を吐く娘 第3章 神隠しの家 から成ります。 とても読みやすく、気がついたら 夢中になっています。 尚哉に聞こえる 嘘の部分、どのように表現されるのか、興味津々でした。 なるほど…という感じ。 全巻 読みます。
面白くてさらさらと読めた 人にも勧めたい