「自分はどのような最期を迎えたいかを、今こそ真剣に考える時です」--。高齢者の延命治療について大反響を呼んだ告発の書から5年がたった現在、新型コロナ禍によって大きく死生観も揺らぐもとで、われわれにとって望ましい終末期医療とはいかにあるべきかをふたたび問う! ★職員も受けたくないと言う「苦しみの多い終末期医療」 ★救急救命センターは高齢者でいっぱいのなぞ ★ドッキリ! 自然な看取りなのに警察が介入 ★欧米の高齢者医療は、苦痛の緩和とQOL向上 ★世界の非常識!? 終末期高齢者への人工的水分・栄養補給 ★胃ろうで生かされるのはだれのため?
レビュー(6件)
まだ読み終わっていませんが勉強になります。
高齢の親がいる人は読むべき
89歳の母がいて、終末期医療が現実の問題です。 まだしっかりと自分の意思を伝えることが出来る母ですが、近年体調を崩すことが増えました。 自分の事を人に決めてもらいたがります。 当たり前のように子供(私と兄)間で今後の医療の関わり方を相談していました。 でも、母本人が自身の最後の在り方を書面に記載し、親族間でそれを共有することが必要なのですね。 何かあれば直ぐ、病院だ、点滴だ...という考え方も改めるべき。目から鱗でした。