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自国の王太子に婚約破棄を言い渡され、国外追放されるはずだったティアラローズ。「ここって、私がプレイしていた乙女ゲームだ!」そう思い出したのは、物語エンディングの前日だったーー……。おまけに私が悪役令嬢!? 断罪されるのを待つしかない? でも、そんなに酷いことはしていないのだけれど……。そうは思いつつも、ストーリーはゲーム通りに進んでいく。しかし、断罪イベント中にゲームではありえなかった出来事が。隣国の超高スペック王太子・アクアスティードが、悪役令嬢であるティアラローズに求婚をしたのだ! アクアスティードは続編の攻略キャラ……ここからのストーリーはティアラローズにもまったく読めなくて!? 悪役令嬢の、王道溺愛ストーリー!
レビュー(11件)
マンガの方をおすすめします
マンガの方を少し読んで甘々設定で嫌いじゃなかったので、小説の方を読んでみたいと購入しました。 マンガの方が分かりやすかったかも。 甘々設定は文字だけになると胃もたれしそうで、一回読んで「もう、いいや」となりました。 普段は何回も読み返すのですが…… 甘々がちょっと辛くなりました…… 一巻だけで私は十分でした
あまーい
コミックスの絵柄よりこちらの挿絵が好みでした。 なので、小説も購入しました。 考えや科白が詳細に読めて、文字のほうが楽しいかも。 ティアラローズは変わらない印象ですが。 アクアスティードは大人っぽい感じがします。 小説版のほうがさらにカッコイイかも。 続きも小説で購入予定です。 小説のほうが先まで一気に読めるので。
スポットの当たり方。
前世の記憶をもってゲームの世界に転生した女性。記憶があるだけに自分の役柄が悪役令嬢であることを重々わかっています。ヒロインが王子の心を射止めていくことも。それを抗いようもないように思っているのですが、実際にはヒロイン・アカリのために注意をしたりと、決してイジワルではないのです。でも物語のようにすすみ、ああ、こうなるのね~というときに、展開が変わります。その過程も楽しめますが、スポットの当たり方や、立場を変えて描いてみると、違う面がみえてくるものね・・という思いで読みました。”私はヒロインだから幸せになれる”と考えているアカリは、たぶんゲームでは自分がその立場になってプレイをするから悪役令嬢をやっつける、という感覚しかないのだろうけど、その通りにならないのが世の中。 二人がゲームを知っている世界からの転生というのは、う~んでしたが、話の流れは面白かったです。