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陛下のご意向を無視する逆臣は誰か 陛下の生前退位のご意向を受けて世に放つ「天皇入門書」決定版! 23万部のヒットとなった『天皇論』に100ページ超を加筆した総頁数552ページの大作。 陛下は「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ」てご意向を表明された。 皇位を安定的に継承していくには、特措法で一代限りの生前退位を認めるのではなく、皇室典範を改正し、女性・女系天皇、女性宮家を認めなくてはならない。 しかし、多くの国民が「わたしたちの天皇陛下」のお気持ちを大切にしたいと願う一方で、「男系男子しか認めない」と主張する者たちがいる。 天皇に対する「尊崇」を口にしつつも、陛下のご意向を無視する動きに危機感を抱いた著者が放つ問題作。 【編集担当からのおすすめ情報】 本書では、皇位継承問題だけでなく、これまで皇室に民間から嫁がれた美智子皇后陛下、雅子妃殿下がともにマスコミから激しいバッシングを受けた歴史についても取り上げています。 ただでさえ基本的人権が著しく制限された皇室に嫁いだ女性が2代にわたって激しい非難にさらされたことを鑑みれば、悠仁親王が将来、結婚相手を見つけることは非常に困難になっていることが想像できます。 私たちが日頃忘れがちな、「天皇をやっていただいている」という事実を具体的に知ることができる作品です。 <新たに描き下ろした章 100ページ超!> 序章 天皇がわしの考えを変えた 第1章 「平成の玉音放送」に至った理由 第2章 お言葉の徹底分析 第9章 雅子妃殿下の御病気の真相 第10章 雅子妃は幸せになれるか? 第30章 男を尊び、女を卑しむの習慣 第31章 譲位はなぜ必要なのか? 最終章 天皇を戴く国民の資格 <新たに他書誌から収録した章> 第11章 尊皇を掲げる朝敵たち 第27章 小林よしのり、宮中茶会に招かれる 第28章 天皇は「国民主権」の奴隷なのか? 第29章 女性宮家創設を阻む雑音を断て!
レビュー(15件)
令和になるので・・
天皇ってよく聞くし、テレビでも見る。 でも、この方は何者なのか?を私は、ほとんど知りません。 良い機会なので、勉強しようと思って購入しました。 私が一番、印象に残ったのは、祭祀を行う者である、ということかな?
日本人なら誰でも知っている天皇。しかし、天皇と言うものについてなんとなくありがたい以上のイメージを持ってる人、案外少ないと思いんです。 この本は小林よしのりさんが天皇、天皇家について詳しく、熱く語っている本です。 心を動かされること間違いなしの内容となっています。
天皇が消滅する日が迫っている。
日本国民を統合する象徴:天皇。幕府の滅亡のような大政変があっても、中国・朝鮮のような旧勢力を根絶やしにするような大破壊が起こらないのは、天皇がいたからだ。天皇は、日本人の英知が作り上げた、世界に誇る存在である。今、その天皇という存在そのものが消滅する瀬戸際にある。側室制度を廃止し、少子高齢化であもある現在、男系男子しか天皇になれない現行の制度では、十中八九・悠仁さまがラストエンペラーになってしまうだろう。この事態を回避するには、女性・女系天皇を認め、女性宮家を複数創設するしかないと思う。そして皇太子夫妻、特に雅子妃殿下に対するバッシングを辞めさせなければならない。小林氏の、『雅子妃がご一生を振り返られたとき、皇室に嫁いで良かった、と思えなければ、皇統は断絶する。』という指摘が、胸に刺さった。
素晴らしい商品
天皇論の増筆版で感動の超大作です。日本人は読むべきです。
素晴らしい
我々が陛下をいただく資格があるのか、雅子妃殿下に相当なプレッシャーをかけていなかったか、改めて考えさせられました。日本の歴史、これからの皇室を知る上で皆様によんでいただきたい一冊です。