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『さよならドビュッシー』の玄太郎おじいちゃんが主人公になって大活躍!脳梗塞で倒れ、「要介護」認定を受けたあとも車椅子で精力的に会社を切り盛りする玄太郎。ある日、彼の手掛けた物件から、死体が発見される。完全密室での殺人。警察が頼りにならないと感じた玄太郎は、介護者のみち子を巻き込んで犯人探しに乗り出す…「要介護探偵の冒険」など、5つの難事件に挑む連作短編ミステリー。
『さよならドビュッシー』の玄太郎おじいちゃんが主人公になって大活躍!脳梗塞で倒れ、「要介護」認定を受けたあとも車椅子で精力的に会社を切り盛りする玄太郎。ある日、彼の手掛けた物件から、死体が発見される。完全密室での殺人。警察が頼りにならないと感じた玄太郎は、介護者のみち子を巻き込んで犯人探しに乗り出す…「要介護探偵の冒険」など、5つの難事件に挑む連作短編ミステリー。
レビュー(205件)
「さよならドビュッシー」の玄太郎おじいちゃんが主人公。私もこんな年寄りになりたいものである。
被介護者を明るく聡明なキャラクターに仕上げ、読む人が楽しくなるような物語で、買って良かった作品です。さすが中山先生です。
とても面白かったです いっきに読み進めてしまったので もう一度やみ返そうと思います
スピンオフ作品なのですが、キャラクターが濃すぎる。この方の冒険をもっとよみたくなる。岐阜県出身の作者がえがく、名古屋がとても鮮明でなつかしかったり、方言ににやりとしたり。もっともっと、要介護探偵に出番を!
もっと活躍する場面が見たかった
玄太郎おじいちゃんは、足は不自由でも頭の回転は速く、時に毒舌もはく。介護者のみち子さんの手も借りながら、ビシビシと事件解決する様子はなかなか痛快。ただ、最後のお話のそれこそ最後の場面は、もうおじいちゃんが戻ってこない「さよならドビュッシー」へと続くところであり、悲しいかな。なかなか良いコンビなので、この組み合わせでもっと多くの事件解決を見たかった。