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高倉健ーー小田剛一(おだたけいち)。1931年に生まれ、2014年に83歳で没した、戦後最大の映画スター。『網走番外地シリーズ』 『ゴルゴ13』 『八甲田山』 『幸福の黄色いハンカチ』 『ブラック・レイン』 『鉄道員』などで様々な役を演じきった高倉健は、実は私生活でも多くの顔を隠し持っていた。当代最高のジャーナリストが日本全国で徹底取材、 人間の本質を抉り出すノンフィクション!! 高倉健ーー小田剛一(おだたけいち)。1931年に生まれ、2014年に83歳で没した、戦後最大の映画スター。『網走番外地シリーズ』 『ゴルゴ13』 『八甲田山』 『幸福の黄色いハンカチ』 『駅 STATION』 『ブラック・レイン』 『鉄道員』などで様々な役を演じきった高倉健は、実は私生活でも、多くの顔を隠し持っていた! スポットライトが当たっていないときの高倉健の人生は、むしろ陰影に支配されていたーー当代最高のジャーナリストが日本全国で徹底取材した、 人間の本質を抉り出すノンフィクション!! 序 章 京都の隠れ家 第1章 大物ヤクザがレスペクトする男 第2章 先祖に祈る男 第3章 銀幕のプレイボーイ 第4章 純愛の男 第5章 フィクサーと長嶋茂雄の親友 第6章 義理と人情に支配された男 第7章 溺愛した養女ーー心に闇を抱えた男 終 章 瀬田の墓と鎌倉の墓
レビュー(17件)
この本でも分からない養女の姿
高倉健は、若いころは結構やんちゃで後年の人格者然としたところは全然ない。マスコミにも、江利チエミと結婚していた頃は出ていたはずである。高倉健を現在の高倉健たらしめたのは、江利チエミとの離婚後か。 しかし、この本を読んでも、晩年に養女とした女性のことは最後まで分からない。何故、こんな変な後妻業の女のような女性に入れ込んでしまったのか。高倉健も自分の死後、こんな形で世間を騒がせることになろうとは、不本意だろう。
タブー
日本映画史上の大スターの1人に数えられる高倉健の生涯を綴った1冊。学生時代の無謀な生き方、スターになってからも続いた暴力団とのつながり。いわばタブーを書いたことは評価していいが、江利チエミとの結婚、離婚、また最後の女となった小田貴の件などは、週刊誌報道の域を出ていない。特に、結びが推測では…ノンフィクションとは呼び難い。
高倉健 七つの顔を隠し続けた男(森功)
高倉健は、私生活の面でも大衆やフアンに好印象を抱かさせた杞憂の俳優でした。映画俳優だけでなく、プロ野球の世界でも、イチローや野茂秀雄等の一流選手は数億円の年俸を得ながら、豪邸に住んだり高級車を乗り回す事もなく、かつ女遊びもせず地味で真面目な生活を送っています。しかし、高倉健の実生活は義理人情に熱い、渡世人の映画そのものでした。全盛期の頃から、暴力団との交際や女優との交友は聞いていましたが、今の俳優やタレント、政治家等のようにマスコミに報道されて世間を騒がせる事もなく抹殺されました。これも高倉健の人間性であり、人徳の成せる技だったと思います。
すぐに届きました(*⁰▿⁰*)