このマンガと監修の青山透子氏の多数の著作を読むと、如何にこの事故(事件)が疑惑だらけの、矛盾に満ちたおかしなものかが分かる。しかし、大半のメディア(テレビ、雑誌等)は青山氏の著作(見解)に触れることはなく、あっても「陰謀論」で片付けられている。40年前の事件であり、これから新たな証言・証拠が出てくるとも思えず(出てきても多分無視)、もはやケネディ暗殺事件のような様相を呈していると言えるかもしれない。今回著名な森永卓郎氏の名前を冠して新たにこのマンガが刊行されたことで少しは世論に訴えることが出来るかもしれない(それでもメディアは無視か)。
悪くもないが良くもない、という感じ。今回は「映画」がモチーフという事で期待しすぎたかもしれない。話がちょっと平凡、ありきたりとも言える。それが、昭和のノスタルジーと言えばそれまでだが。
冒頭いきなり若きインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が写る、デジタル加工か。シリーズ第1作目の「レイダース・失われたアーク」が1981年制作、もう43年前自分もまだ20代だった。ハリソン・フォードは遅咲きのスターだったが、それでも38~39歳位か。このシリーズは1980年代に3本制作され、これで完結すべきだったとその後の2本を見ているとつくづく思う。3作目の「最後の聖戦」には伝説的な大スター、ショーン・コネリーが父親役で出て、ラスト感動的な大団円だった。これで完結していれば美しい終わり方だったはずだし、制作会社も最後と銘打ったのだからこの時は3部作で終わるつもりだったのだろう。それが19年後に第4作、更にそれから15年後に本作とはどういうつもりだったのだろうか。ハリソン・フォードは4作目の時で既に66歳、この作品では何と80歳だ。超高齢化社会を反映し、老体に鞭打って頑張ってはいるが。
全編192分、3時間超の大作だが、正直それほどの時間をかけて語る内容かと思う。ただし、その映像美、ヴィジュアル面は素晴らしい。ほとんどCG(?)で作られているのかもしれないが、地球上にはない生物たちの造形や風景等の映像は革新的で見る者を圧倒させてくれる。海(中)の描写も環境ビデオのように清々しい。ジェームズ・キャメロン監督が言っているように、全てをゼロの状態から作っているので、文字通り天地創造の世界である。 俳優たちは演技をするが、映像的には全てコンピューターで加工されて、本人とは似ても似つかないアバターとなる。このように映画は殆どコンピューターの中で作られ、将来的にこれがもっと進化してゆけば俳優もいらず、ロケもせずの映画となるのだろうか(全編フルCGの映画は既にそういうことか)。
7000年前から地球と人類を守ってきたとされるエターナルズ。ところが、その概念を途中であっさりとひっくり返してしまい、実は・・・という展開には、エターナルズの面々同様観客も唖然とせざるを得ない。神をも超えると思われる存在(?)が説明するあまりにも壮大な世界観(宇宙観?)は、一度聞いた(見た)だけでは理解不能である。この後はもうただただ美しくパワフルなその映像世界の流れに身を任せるしかないと思う。 クロエ・ジャオ監督は昨年「ノマドランド」により、アカデミー賞監督賞・作品賞を受賞したが、この「エターナルズ」の監督にはそれ以前に決まっていたという。彼女は、ずっとインディペンデント系の地味な映画を作っていたにもかかわらず、こういう大規模予算の娯楽映画を任せてしまうというのは、さすが才能発掘には目のないハリウッドの懐の深さである
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マンガ 誰も書かない「真実」 日航123便はなぜ墜落したのか
このマンガと監修の青山透子氏の多数の著作を読むと、如何にこの事故(事件)が疑惑だらけの、矛盾に満ちたおかしなものかが分かる。しかし、大半のメディア(テレビ、雑誌等)は青山氏の著作(見解)に触れることはなく、あっても「陰謀論」で片付けられている。40年前の事件であり、これから新たな証言・証拠が出てくるとも思えず(出てきても多分無視)、もはやケネディ暗殺事件のような様相を呈していると言えるかもしれない。今回著名な森永卓郎氏の名前を冠して新たにこのマンガが刊行されたことで少しは世論に訴えることが出来るかもしれない(それでもメディアは無視か)。
特別じゃない日 思い出の映画館
悪くもないが良くもない、という感じ。今回は「映画」がモチーフという事で期待しすぎたかもしれない。話がちょっと平凡、ありきたりとも言える。それが、昭和のノスタルジーと言えばそれまでだが。
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル MovieNEX【Blu-ray】
冒頭いきなり若きインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が写る、デジタル加工か。シリーズ第1作目の「レイダース・失われたアーク」が1981年制作、もう43年前自分もまだ20代だった。ハリソン・フォードは遅咲きのスターだったが、それでも38~39歳位か。このシリーズは1980年代に3本制作され、これで完結すべきだったとその後の2本を見ているとつくづく思う。3作目の「最後の聖戦」には伝説的な大スター、ショーン・コネリーが父親役で出て、ラスト感動的な大団円だった。これで完結していれば美しい終わり方だったはずだし、制作会社も最後と銘打ったのだからこの時は3部作で終わるつもりだったのだろう。それが19年後に第4作、更にそれから15年後に本作とはどういうつもりだったのだろうか。ハリソン・フォードは4作目の時で既に66歳、この作品では何と80歳だ。超高齢化社会を反映し、老体に鞭打って頑張ってはいるが。
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター ブルーレイ+DVDセット【Blu-ray】
全編192分、3時間超の大作だが、正直それほどの時間をかけて語る内容かと思う。ただし、その映像美、ヴィジュアル面は素晴らしい。ほとんどCG(?)で作られているのかもしれないが、地球上にはない生物たちの造形や風景等の映像は革新的で見る者を圧倒させてくれる。海(中)の描写も環境ビデオのように清々しい。ジェームズ・キャメロン監督が言っているように、全てをゼロの状態から作っているので、文字通り天地創造の世界である。 俳優たちは演技をするが、映像的には全てコンピューターで加工されて、本人とは似ても似つかないアバターとなる。このように映画は殆どコンピューターの中で作られ、将来的にこれがもっと進化してゆけば俳優もいらず、ロケもせずの映画となるのだろうか(全編フルCGの映画は既にそういうことか)。
エターナルズ MovieNEX
7000年前から地球と人類を守ってきたとされるエターナルズ。ところが、その概念を途中であっさりとひっくり返してしまい、実は・・・という展開には、エターナルズの面々同様観客も唖然とせざるを得ない。神をも超えると思われる存在(?)が説明するあまりにも壮大な世界観(宇宙観?)は、一度聞いた(見た)だけでは理解不能である。この後はもうただただ美しくパワフルなその映像世界の流れに身を任せるしかないと思う。 クロエ・ジャオ監督は昨年「ノマドランド」により、アカデミー賞監督賞・作品賞を受賞したが、この「エターナルズ」の監督にはそれ以前に決まっていたという。彼女は、ずっとインディペンデント系の地味な映画を作っていたにもかかわらず、こういう大規模予算の娯楽映画を任せてしまうというのは、さすが才能発掘には目のないハリウッドの懐の深さである