もし家康が関ケ原の緒戦に暗殺されていたら? タイトルを受けた設定かと思って読み始めたが、途中から史料を引用して著者の考察を示す書きぶりに、単なる時代小説ではない雰囲気を感じた。二郎三郎が「道々の者」として一向一揆に従軍した回想も面白かった。上巻を読むと、織田信長も徳川秀忠も悪人に見えてくる。徳川家存続のため、家康の影武者であることをひた隠しにしなければならない立場を生かした二郎三郎の生き残り戦略が、だんだんはまっていく様が痛快!,はじめは「本当にそうなのかな…」と思いながら読み始めましたが、だんだん史実として読み進めている自分がいました。 本当かどうかは分かりませんが、この説ありかもと読み進めてもいいくらいテンポもいい小説です。,なにげなく読んだら面白さにはまりました 替え玉説も面白いけど 日本史の裏側をみる思いで 消された歴史にスポットを当てた隆さんに敬意を表します もっと作品を書いていただきたかったです 残念,隆さんの作品はどれをとっても面白いですが、この作品は代表作ですね。,買い物のテーマにも書きましたが探していた本なのでやや嬉しい。
レビュー(114件)
もし家康が関ケ原の緒戦に暗殺されていたら? タイトルを受けた設定かと思って読み始めたが、途中から史料を引用して著者の考察を示す書きぶりに、単なる時代小説ではない雰囲気を感じた。二郎三郎が「道々の者」として一向一揆に従軍した回想も面白かった。上巻を読むと、織田信長も徳川秀忠も悪人に見えてくる。徳川家存続のため、家康の影武者であることをひた隠しにしなければならない立場を生かした二郎三郎の生き残り戦略が、だんだんはまっていく様が痛快!
はじめは「本当にそうなのかな…」と思いながら読み始めましたが、だんだん史実として読み進めている自分がいました。 本当かどうかは分かりませんが、この説ありかもと読み進めてもいいくらいテンポもいい小説です。
面白い!!
なにげなく読んだら面白さにはまりました 替え玉説も面白いけど 日本史の裏側をみる思いで 消された歴史にスポットを当てた隆さんに敬意を表します もっと作品を書いていただきたかったです 残念
隆さんの作品はどれをとっても面白いですが、この作品は代表作ですね。
探していた本
買い物のテーマにも書きましたが探していた本なのでやや嬉しい。