迅速、丁寧な対応を頂きありがとうございました。,国盗り物語から読み始めこの城塞で戦国シリーズ?も終了。下巻ではすでに勝敗ではなくいかに散るかという様式美的なものになっていく。しかし家康は若い時は策謀家ではなく真っ正直な人柄であったそうだが老年は人が変ったように知略のひととなったらしい。若いころからの作戦だったとしたらおそろしい。イエヤスの中にイエスがあるのはなにか意味深。この下巻でセルバンテスのドンキホーテが紹介されていたのでそういえば・・・ちゃんとは読んでいないなと思い購入。,秀頼の無念さが、完読後もずっと残ります。家康憎し。,昨年の大河ドラマのお江で、大坂の陣がドラマ中に描かれていたので興味を持ち、同じく大坂の陣を描いている本作品を購入し読みました。 司馬遼太郎の作品は数多く読んでいたのですが、これは未読でした。 全3巻で長いようですが、作者の筆力によるためか長さを感じません。 大坂方の愚鈍さが執拗なまでに描かれており、世間の淀殿のイメージはこれで形成されているのかと感じます。家康の狸親父のイメージも描かれており、昔からのイメージどおり。これらが史実とどうかと言う点はさておき、読み物としては面白いです。,これからじっくりと読んでいきたいと思っております。司馬遼太郎さんのような作品を書く作家を最近見かけないのは残念です。
レビュー(72件)
購入して満足です。
迅速、丁寧な対応を頂きありがとうございました。
散る。
国盗り物語から読み始めこの城塞で戦国シリーズ?も終了。下巻ではすでに勝敗ではなくいかに散るかという様式美的なものになっていく。しかし家康は若い時は策謀家ではなく真っ正直な人柄であったそうだが老年は人が変ったように知略のひととなったらしい。若いころからの作戦だったとしたらおそろしい。イエヤスの中にイエスがあるのはなにか意味深。この下巻でセルバンテスのドンキホーテが紹介されていたのでそういえば・・・ちゃんとは読んでいないなと思い購入。
秀頼の無念さが、完読後もずっと残ります。家康憎し。
歴史物お勧め
昨年の大河ドラマのお江で、大坂の陣がドラマ中に描かれていたので興味を持ち、同じく大坂の陣を描いている本作品を購入し読みました。 司馬遼太郎の作品は数多く読んでいたのですが、これは未読でした。 全3巻で長いようですが、作者の筆力によるためか長さを感じません。 大坂方の愚鈍さが執拗なまでに描かれており、世間の淀殿のイメージはこれで形成されているのかと感じます。家康の狸親父のイメージも描かれており、昔からのイメージどおり。これらが史実とどうかと言う点はさておき、読み物としては面白いです。
これからじっくりと読んでいきたいと思っております。司馬遼太郎さんのような作品を書く作家を最近見かけないのは残念です。