子供のころの臨死体験後、死者と交信できるようになったジョージ。一時は、「死者の会いたい、死者の言葉を聞きたい」と切望する人々のために、その才能を売りとする霊能力者を生業としていた。 しかし、生きている彼が、死者とばかり対話をしても未来はないと廃業し、現在は黙々と体を使って働いている。 繋がった死者がいつも心地よいことを言うわけではない。しかも、一方的であり、会話が成り立つわけでもない。確かに、そんな付き合いばかりしたら孤独に疲弊するであろう。 そこに、臨死体験をした女性が現れる。手を触れあってもつながるのは、その女性だ。目の前にいて、生きて、血肉の通った女性だ。 「その後」の世界は確かにある。「こちら」で生涯を終えた魂は、「浮かんでいる感じがイイ!」という「その後」の世界にいる。臨死体験をした彼の影も「その後」の世界にいるのかもしれない。だからつながることができるのかもしれない。しかし、彼は他にも自分と同じ体験をした人に巡り合った。 彼はもはや独りではない。孤独ではない。手をつないだら、目の前の美しい魂の片割れが饒舌に語り掛けるであろう。そして彼は慎み深い笑みを浮かべながら、その声に聞き入るのだ。,いい映画でした。 クリントイーストウッド作品に外れはないですね。 霊と交信することが出来るマットデイモンの、苦悩を描く先品でした。,津波に飲み込まれ臨死体験をした女性、霊視に疲れ違う道を歩んでる元霊能者、突然一卵性の兄を亡くした弟・・・ そんなバラバラの3人の物語がラストで交わる。 ストーリーは良いのだけど、今一つ盛り上がりが足りない感じです。,この映画は、東日本大震災のためにお蔵入りした映画です。航空機の中で初めて見てじっくりと家で視聴したいと思い購入しました。3つの場面が、最終的には1つにつながる映画で、1回見ただけでは、意味が分からないかもしれませんね。,大震災があった為、上映後すぐに打ち切りになり、もう一度ゆっくり見てみたくて購入しました。
レビュー(7件)
饒舌な死者
子供のころの臨死体験後、死者と交信できるようになったジョージ。一時は、「死者の会いたい、死者の言葉を聞きたい」と切望する人々のために、その才能を売りとする霊能力者を生業としていた。 しかし、生きている彼が、死者とばかり対話をしても未来はないと廃業し、現在は黙々と体を使って働いている。 繋がった死者がいつも心地よいことを言うわけではない。しかも、一方的であり、会話が成り立つわけでもない。確かに、そんな付き合いばかりしたら孤独に疲弊するであろう。 そこに、臨死体験をした女性が現れる。手を触れあってもつながるのは、その女性だ。目の前にいて、生きて、血肉の通った女性だ。 「その後」の世界は確かにある。「こちら」で生涯を終えた魂は、「浮かんでいる感じがイイ!」という「その後」の世界にいる。臨死体験をした彼の影も「その後」の世界にいるのかもしれない。だからつながることができるのかもしれない。しかし、彼は他にも自分と同じ体験をした人に巡り合った。 彼はもはや独りではない。孤独ではない。手をつないだら、目の前の美しい魂の片割れが饒舌に語り掛けるであろう。そして彼は慎み深い笑みを浮かべながら、その声に聞き入るのだ。
いい映画でした
いい映画でした。 クリントイーストウッド作品に外れはないですね。 霊と交信することが出来るマットデイモンの、苦悩を描く先品でした。
津波に飲み込まれ臨死体験をした女性、霊視に疲れ違う道を歩んでる元霊能者、突然一卵性の兄を亡くした弟・・・ そんなバラバラの3人の物語がラストで交わる。 ストーリーは良いのだけど、今一つ盛り上がりが足りない感じです。
購入の理由
この映画は、東日本大震災のためにお蔵入りした映画です。航空機の中で初めて見てじっくりと家で視聴したいと思い購入しました。3つの場面が、最終的には1つにつながる映画で、1回見ただけでは、意味が分からないかもしれませんね。
大震災があった為、上映後すぐに打ち切りになり、もう一度ゆっくり見てみたくて購入しました。