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中国と国境を接し、2000年の歴史を持つが、日本と全く異なる社会主義の世界を紹介! ベトナムの歴史、政治、経済、産業がわかる! 【目次】 第1章 現代ベトナムの政治と社会 ベトナム共産党/蔓延する汚職と汚職退治/ベトナム政治の三つの対立 第2章 民衆の心の中のベトナム史 北属時代と独立(ベトナムの古代)/元寇、明からの再独立、南北朝時代(ベトナムの中世)/フランス植民地と日本の進駐(ベトナムの近世・近代)/第一次インドシナ戦争とベトナム戦争/カンボジア侵攻と中越戦争 第3章 GDPと人口動態から読み解くベトナム経済 GDPから読み解くベトナム経済/人口動態が示すベトナム経済の行方 第4章 農業国から工業国へーーベトナムの産業 エネルギー消費量と経済成長の関係性/ベトナムはもはや農業国ではない/貿易と海外直接投資が示す工業国としてのベトナム 第5章 ベトナムの未来と日本
レビュー(6件)
本も高くなった。わかりやすく書けているけれども、こういった本の特徴はわかりやすいけれども正確に事実を伝えていない部分も多い点だ。 わかっている事に関しては間違いだとわかるが、わかっていない事に関してはそのまま事実となってしまう。 例えばサラッと竹中平蔵に関して書いている。竹中平蔵が今の日本で嫌われていることの理由として既得権益を傷つけたからとさらりと書いているが、はたしてそうだろうか。 彼が嫌われているのはルール自体を変更して、自分が都合よく美味しいものを得ているその不道徳性にあると思うのだが間違っているあろうか。土光敏夫みたいにしていればあそこまで憎まれないと思う。 こういったことの積み重ねで本が成立するのは怖いところである。
ベトナムが大好きなので、もっとベトナムについて学ぼうと思い購入。今まで知らなかったベトナムを知れた!