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辞任させられたCEOが挑んだ勝ち目のない戦いは類例を見ない大逆転劇を生んだ。ドラマよりドラマティックな企業ノンフィクションの新たな傑作! コーポレートガバナンスとは何か? 会社とは誰のものか? (目次・抜粋) 第一章 霹靂 LIXILグループの社長兼CEOの瀬戸欣哉のスマートフォンが突然鳴った。「急な話だけれど、あなたには辞めてもらうことになりました」 第二章 齟齬 なぜ瀬戸は辞任させられたのか。取締役会議長で、事実上のオーナーである潮田洋一郎とはいくつかの点で経営への考え方が異なっていた。 第三章 真相 電話での「通告」から四日後、CEO交代を発表する記者会見は異様な雰囲気に包まれた。その日の晩、瀬戸の事実上の解任の経緯が明らかになる。 第四章 波紋 瀬戸の辞任劇を異常なことと感じ、LIXILグループの幹部、マスメディア、機関投資家など、社内外の関係者が動き出した。 第五章 決断 第六章 蜜月 第七章 反骨 第八章 仰天 第九章 秘密 第十章 共闘 第十一章 布告 第十二章 集結 第十三章 正義 第十四章 援軍 第十五章 混沌 第十六章 深謀 第十七章 激突 第十八章 敗北 第十九章 不屈 第二十章 奇跡 ついに運命の日は来た。二〇一九年六月二十五日、LIXILグループ第七十七回定時株主総会で待っていたのは信じられないような大逆転劇だった。
レビュー(45件)
正しいことをしましょう
ネタバレするといけないので内容に関してはコメントしませんが、今まで読んできたビジネス小説と比べると不自然な展開がなく、とてもリアルで読み応えがありました。ノンフィクションなので当たり前かもしれませんが、、、
事実は小説よりも奇なり
1日で読み終えてしまった。自身、趣味株やってるから余計面白い。しかも、2022、7/9号の週間ダイヤモンドにMonotaRO取締役代表執行役社長鈴木さんが、でっかく、インタビュー2ページ顔写真入り乗ってたからもう、リアルすぎて最高でした。
現役の(非上場会社の)役員です。一気に読み進めました。 実録であり、現役の役員の方、これから役員になられる方にはコーポレートガバナンスについて考えるお薦めしたい一冊です。