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For future generations. デビュー45 周年を記念してリリースされる佐野元春の新作「HAYABUSA JET I」。これはもはやセルフ・カバーではない。 完全に最新形の新曲集だ。しかも代表曲を集めたベストアルバム感が満載。全曲がまさにジャパニーズ・ロックの至宝と言っていいだろう。 今回新作アルバムで取り組んだテーマは「元春クラシックスの再定義」。自身のクラシックスを新世代にプレゼンテーションしたいとして制作、常に新しい音楽表現を追求する佐野らしいチャレンジだ。 レコーディング・エンジニアは渡辺省二郎。 マスタリングはミューズ、コールドプレイ、ジェイムス・ブレイクなどを手がける注目の UK エンジニア、Matt Coltonを起用。 近年の Hip Hop や R&B サウンドに匹敵する重低音の解像度が高いモダン・ロックサウンドとなっている。 デビュー45周年、そしてコヨーテ・バンド結成 20 年を迎えた佐野元春。「ノスタルジーだけでは終わらせないぜ」。そんな佐野の声が聞こえてくる。【発売元:(株)エムズファクトリー音楽出版】【レーベル名:DaisyMusic】 ▼アーティストプロフィール 東京生まれ。1980年 3月にシングル「アンジェリーナ」でデビュー。83〜84年のニューヨーク生活を経た後、DJ、雑誌編集など多岐にわたる表現活動を展開。 『スウィート 16』(1992)で日本レコード大賞アルバム部門を受賞。2004 年に独立レーベル「DaisyMusic」を始動、 その後も音楽的実験に溢れたサウンドと時代を射抜くリリックが融合したソングライティングで常に時代の最前線に立ち続けている。
レビュー(7件)
発売前から欲しかった商品で、値段も含め大満足です。
頼まれて購入
家族に頼まれて購入。 アレンジが違ってて良かったそうです。 予約で缶バッチが付いてました。 早くライブに行きたいと言ってました。
80年代の代表曲はオリジナルの普遍的なイメージが強すぎて、やや違和感がありましたが、アルバム収録曲のアレンジは、常に変化し続ける佐野元春さんのいまが感じられました。コンセプトは再定義とのことですが、再生のような印象でした。過去を軽やかに飛び越え、アグレッシブな創作に敬服します。 60代が声を張り上げる「つまらない大人にはなりたくない」という名フレーズは、ご自身が闘い続けた軌跡を想起させて胸に迫ります。 コヨーテバンドの変幻自在のプレイも素晴らしい。ライブも大いに期待しています。
ついにベールを脱いだハヤブサジェット!
今回のは待ちわびた!元春の作品でそう思ったのは久しぶり♪ セルフカバーではなく再定義アルバム・・・『20世紀のつまらない大人にはなりたくなかった、イキっていた頃の元春』と、『21世紀のぼくは大人になった、落ち着いた佐野さん』の架け橋というのだろうか、実にいいバランスの温かいモダンロックで語りかけてくる・・・そして、聴いている自分自身が再定義されたような不思議な感覚。 それでいて純粋な新作としても楽しめる、こういうのが欲しかった! 気に入ったのは【だいじょうぶ、と彼女は言った】だな。 自分にとっては印象の薄い曲だったのだが、素敵なコクのある名曲に変貌を遂げ、優しい歌声との相性が抜群だ。 「そんなにしょげないで」がツボった(笑) ヘビロテ確定だが、第2弾も早く・・・そう思わせるほどのカッチョ良すぎな快作だ♪
迅速な対応どうもありがとうございました。