ギリシアの都市国家 アテネ、スパルタ、テーベの没落からマケドニア王国の台頭を描いています。覇権が、民主政や寡頭政の都市国家から王国へと変わる時代の変化が描かれています。国家のあり方を考える時に、興味深いし、示唆的です。歴史が、現在へとつながっている感覚を覚えます。,塩野七生さんが書く、おそらく最後の作品「ギリシャ人の物語」。ギリシャという国はなかった時代のアテネ。テミストクレス・ペリクレスと続く時代、あらためて民主主義とは何かという事を考えさせられます。,ローマ人の物語よりも先にこちらを読みました。面白いです。
レビュー(10件)
都市国家の没落
ギリシアの都市国家 アテネ、スパルタ、テーベの没落からマケドニア王国の台頭を描いています。覇権が、民主政や寡頭政の都市国家から王国へと変わる時代の変化が描かれています。国家のあり方を考える時に、興味深いし、示唆的です。歴史が、現在へとつながっている感覚を覚えます。
塩野七生さんが書く、おそらく最後の作品「ギリシャ人の物語」。ギリシャという国はなかった時代のアテネ。テミストクレス・ペリクレスと続く時代、あらためて民主主義とは何かという事を考えさせられます。
ローマ人の物語よりも先にこちらを読みました。面白いです。