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イタリアのいまを理解するために小学館の「伊和中辞典」全面改訂。 小学館の『伊和中辞典』は1983年にわが国最大規模の本格的な伊和辞典として出版され、イタリア語を学ぶ人たちに好評をもって迎えられました。以来十数年、東西冷戦の終結から、今年初めに実施された欧州通貨統合にいたるまで世界はめまぐるしく変動してきました。当然新しい言葉や表現も生まれてきます。改訂版の作業を進めるに当たって、まず心を砕いたのは新語を集めることでした。政治、経済、医学、環境問題、コンピューター、サッカー、ファッション等、広い分野から最新の言葉と表現を収集し、見出し語7万5千、用例9万としました。イタリアのいまを理解するのに必携の辞典と申せましょう。 さらに、引きやすさ、使いやすさを求めてさまざまな工夫をこらしました。重要語を2行取りにして目立たせたのもその一つです。重要語には英語の対応語も添えて、イタリア語の意味の把握に役立つようにしました。また諺・成句を増やし、太字で単語の記述の最後にまとめることによって検索の便も図りました。 その他にも、この『伊和中辞典』第2版が内容・機能ともに初版にも増して充実していることを随所で感じ取っていただけるものとイタリア語を学ぶすべての人に自信をもっておすすめいたします。
レビュー(10件)
大変重宝しています
初級者用の辞書には載っていない単語がありましたので、こちらを購入しました。詳しい説明が丁寧に書かれていて、学習が楽しくなりました。
良い辞典を買う!
たまにイタリア語の歌を練習する時、辞典で調べると、小さな辞典では載っていない 単語が出てきますが、これだと結構出てくるのが良いです!
楽譜を読むのに必要かな
ピアノの楽譜に書いてある指示を、これからは自分で調べることになり、購入しました。 今のところ、調べたい言葉は載っています。
何で……
他にもスペイン語、ドイツ語(フランス語は所持しているので)を予め書店で確認していたのですが、初見で「これだけは買うまい」と心に決めていたモノが今、手元に……。 確かに他の方々が記されているように、イタリア語の辞典はかなり限られています。フランス語辞典と比べると(比べる事自体、実際に目にしたら馬鹿らしいほどですが)「本当にコレしかないの?」と言うぐらい……。 どう頑張っても選びようが無いのが現状ではないでしょうか。 そして、コレ……。 何故、一度目にしているのに買ってしまったかというと、スペイン語、ドイツ語辞典は良い物が在った為、記録しておいたのですが、コレは、カバーを外して中身を見開いた時点で「無いな」と、サッサと戻してしまった為に、私のうっすい記憶力に残らなかったのが最大の要因です。 こういう批判的なレビューは書かないと決めているのですが、コイツに関してはどうしても、どうしても書きたいです。 はっきり言って、「ある程度、若しくはそれ以上にバリバリにイタリア語を勉強されたことのある日本人の単語帳」か、 「日本語ペラペラの在日イタリア人の方のイタリア型国語辞典」です。 そういったレベルの方々が、「この単語なんだったっけ?」と手に取る程度のクオリティーではないでしょうか!? 記載されている単語は多いです。 単語の意味に於いてもある程度の納得は出来るでしょう。 ですが何故、発音記号も、カタカナの読み方も載っていないのですか!!――買ってしまった手前、怒りは自分自身の脳味噌に混ぜ込むしかありませんが……。 これでは、単語の存在と意味は解っても、一切読めません。 巻末に「発音解説」と銘打ってありますが、それが何か!? 何故に巻末に!? 小さな私の脳ですが、この辞典を使って、「読もう」と思うことは無いでしょう……。これからも。永久に。 国語辞典、英和・和英辞典にくっ付いて来る「おまけ」の単語集の大型判、と見るしかありません。 コレならば、際限無く拡がり続けるネットの海で一つの単語を拾った方が気分的には良いように感じます。 第3版に期待するしか在りません……
日本でイタリア語を勉強する人にはこれが使いやすいです。