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発売以来、ベストセラーとなった『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』に次ぐ本書は、まさに経営コンサルタントとして多くの企業の経営上の問題解決にあたる傍ら、テレビ等でも活躍の著者の真骨頂。GDPから自分の会社の売上げ、野立て看板の数まで、数字の表すものやさまざまな数字との関連を読み解いていくさまは、推理小説よりおもしろい!といっても、本書は、それを読んで楽しみ、単に知的に遊ぶためのものではない。数字を読むための7つの基本、5つの習慣、そして、陥りがちな罠と、豊富な実践例とともにお届けする本書は、読者が数字を自在に扱い、ビジネスに必須の把握力、発想力、推定力、目標達成力を身につけていくための、あくまでも実践の書なのである。
レビュー(178件)
数字
苦手なんですよね~ それを克服したいと考えて購入しました。 しかし、数字が出てくると頭がフリーズしてしまって、良く分からなくなってしまう。 なので、数字「力」の前に、私は数字に慣れる必要があるのかな?と思いました。
飽きない疲れない
形状は、コンパクト、薄く、持ちやすく疲れない。 文体は、大事なところは太字、読みやすい。 内容は、"ビジネスマンの「数字力」"とあることから、 あらためて身の回りの数字を意識するようになった。 私は、サラリーマン中級ですが、 入社1~2年目の時に読んでおきたかったかも。 本書を知るきっかけは、"ビジネスマンのための「解決力」"から。 本書も満足。
勉強になります
相変わらず在庫管理がヒドイですね。 またポイント7倍も誇大広告ですよね。2000円以上って全然大きく書いてないし、挙句の果てに商品キャンセルって奥の手でポイント7倍にしないし、改善を求む! でもこのレビューも社内公用語の英語にするからあ読んでないのでしょうね!やっぱりレビューも英語で書かないといけないのかな
読んでおいて損はないと思います。仕事をする上で重要な指標が的確に掲載されています。ビジネスマンよりも社会人になる前の学生に読んでおいて欲しいような本です。
数字嫌いの克服
その名の通り「数字力」を高めるための1冊。 仕事ができない社員の共通点として「なぜか数字の桁を間違える」と言うことを小宮一慶氏は挙げておられます。 そんな私が手に取った1冊。 「悲しい現実をなげくより今何ができるかを考えよう」と言う歌詞がZARDの曲にありましたが「出来ない現実をなげくより今何ができるかを考えて対処する」と言う姿勢・行動が大事だと思います。 と言うことで私のように「桁を間違えそうな」人に手に取ってもらいたい1冊。 小宮氏が実践されている方法が述べられています。 例えば定点観測。 定点観測とは毎日・毎週など、同じ項目の数字を見続けるということです。 また「基本的な数字は頭に入ってないと仕方がない」と言うことで巻末に一覧がついています。 この辺はいつも小宮氏は親切です。 実際、具体的に数字の落とし込むことなく、いつも漠然とした話し方をする人で、仕事ができる人を見たことがありません。数字が他人には信頼感を呼び、自分には目標達成能力を高めるのです。(p168) とあります。 しかし他方で、数字が主となることをあとがきにて、いさめておられます。 数字そのものが目的になってしまっては本末転倒です。数字は、目的ではなくて、あくまで「結果」なのです。(p189) こういった姿勢は「本質をはずさない」と言うことでしょうし、バランス良く(中庸の道を行く)と言った事なのでしょう。 数字を無視するわけでもなく、かと言って数字にのめりこむ訳でもなく、このバランスが大事であるのかもしれません。