とても優しいお話しです。黒猫の絵もかわいらしいです。少し長いお話しなので小さい子には絵を楽しませてあげながらかいつまんで話してあげるのがいいようです。大人が読んでもほっこりできます,何かのTVでこの本を紹介していたので気になっていました。黒猫好きならとても絵が綺麗なので、見るだけでも良いかなと思います。絵本通りの結末ですが、ほっこり出来て良いと思います。,猫の恩返しと言ったお話でしょうか。あまりに優しいおじいさんで、今だったら考えられないと思います。こんなに、気持ちの優しい人はいるのでしょうか?子供だけでなく、大人にも読んでほしいですね。,娘がチャレンジを受講しているのですが「オススメの読書リスト」にこちらの本が入っていて、 猫好きなのもあり(*^_^*)購入してみました。 入学前の子が読むにはちょっと長いかな?と思いましたが、夢中で最後まで読んでしまいました☆ 挿絵が綺麗で大人が読んでもいいですね(*^_^*),昔から素晴らしい名作を生み出している福音館書店の「世界傑作童話シリーズ」の中の一冊で、原作はイギリスBBCラジオ放送で定期的に放送されている、子ども向け名作選用に書かれた物語です。 本のサイズは、縦・約21cm x 横・約19cm で、とても読みやすいサイズです。 絵はフワフワと温かなタッチで、毛並みの不揃いに乱れた場面や、背中を丸めてお爺さんと一緒に暖炉の前で暖を取る風景などは、まるで本物の黒ねこが目の前にいるようです。 雨が降りしきる寒い夜、痩せ衰えて路頭を放浪していた小さな黒ねこと、その日に食べて行くことも精一杯のお爺さんとの出会いから、物語は始まります。 痩せたかわいそうな黒ねこに、優しいお爺さんは、大切にしていた食べ物をすべて与え、大切にしていた薪をぜんぶ暖炉に入れ、ずぶ濡れで冷え切った黒ねこを暖めてあげます。黒ねこは元気を取り戻し、あくる日の朝、お爺さんの前から姿を消してしまいます。 「おじいさん、どうしてわたしをおいだしてしまわなかったのですか?」 幼少期に何度も読んだ、新美南吉さんの代表作「ごんぎつね」を思い出しました。飽食の今の時代に、本当に大事なものは何か、年齢と共に大切な心を失ってはいないか、深く考えさせられながら読みました。子供さんだけでなく、大人へのプレゼントにも良いと思います。 猫ちゃんと暮らしているだけでなく、動物がお好きなすべての方に読んで欲しいと思います。
レビュー(49件)
とても優しいお話しです。黒猫の絵もかわいらしいです。少し長いお話しなので小さい子には絵を楽しませてあげながらかいつまんで話してあげるのがいいようです。大人が読んでもほっこりできます
黒猫好きなので。
何かのTVでこの本を紹介していたので気になっていました。黒猫好きならとても絵が綺麗なので、見るだけでも良いかなと思います。絵本通りの結末ですが、ほっこり出来て良いと思います。
猫の恩返しと言ったお話でしょうか。あまりに優しいおじいさんで、今だったら考えられないと思います。こんなに、気持ちの優しい人はいるのでしょうか?子供だけでなく、大人にも読んでほしいですね。
6歳の娘に。
娘がチャレンジを受講しているのですが「オススメの読書リスト」にこちらの本が入っていて、 猫好きなのもあり(*^_^*)購入してみました。 入学前の子が読むにはちょっと長いかな?と思いましたが、夢中で最後まで読んでしまいました☆ 挿絵が綺麗で大人が読んでもいいですね(*^_^*)
ずっと手元に置いておきたい名作
昔から素晴らしい名作を生み出している福音館書店の「世界傑作童話シリーズ」の中の一冊で、原作はイギリスBBCラジオ放送で定期的に放送されている、子ども向け名作選用に書かれた物語です。 本のサイズは、縦・約21cm x 横・約19cm で、とても読みやすいサイズです。 絵はフワフワと温かなタッチで、毛並みの不揃いに乱れた場面や、背中を丸めてお爺さんと一緒に暖炉の前で暖を取る風景などは、まるで本物の黒ねこが目の前にいるようです。 雨が降りしきる寒い夜、痩せ衰えて路頭を放浪していた小さな黒ねこと、その日に食べて行くことも精一杯のお爺さんとの出会いから、物語は始まります。 痩せたかわいそうな黒ねこに、優しいお爺さんは、大切にしていた食べ物をすべて与え、大切にしていた薪をぜんぶ暖炉に入れ、ずぶ濡れで冷え切った黒ねこを暖めてあげます。黒ねこは元気を取り戻し、あくる日の朝、お爺さんの前から姿を消してしまいます。 「おじいさん、どうしてわたしをおいだしてしまわなかったのですか?」 幼少期に何度も読んだ、新美南吉さんの代表作「ごんぎつね」を思い出しました。飽食の今の時代に、本当に大事なものは何か、年齢と共に大切な心を失ってはいないか、深く考えさせられながら読みました。子供さんだけでなく、大人へのプレゼントにも良いと思います。 猫ちゃんと暮らしているだけでなく、動物がお好きなすべての方に読んで欲しいと思います。