辞書編集37年の立場から、言葉が生きていることを実証的に解説。意外だが、江戸時代にも使われた「まじ」。「お母さん」は、江戸後期に関西で使われていたが、明治の国定読本で一気に全国に。「がっつり」「ざっくり」「真逆」は最近使われ出した新しい言葉……。思いがけない形で時代と共に変化する言葉を、どの時点で切り取り記述するかが腕の見せ所。編集者を悩ませる日本語の不思議に迫る、蘊蓄満載のエッセイ。 カズレーザーさんが「激ハマリ本」としてテレビで紹介!! はじめに 凡例 本文 あ〜ん 辞書編集者の仕事 参考文献 文庫版あとがき
レビュー(13件)
カズレーサーさんも愛読とか。 辞典的な要素が強いでしょうか? あまり複数ページを読む気にはなれませんでした。
今まで見たことのない辞書です。著者がよく分からなかった言葉とか間違えてしまった言葉、今と昔で意味が異なる言葉が書かれています。日本語のあやふやさと面白さが分かります。
期待外れでした
400ページ以上あるが、実感としては100ページほどの中身しかないように感じた。まず筆者の自分語りが非常に多い。筆者のファンであるとか、辞書編集の仕事に興味がなければ、読み進めるのがキツいかも。また、国語辞典というタイトルを冠しているが、用語の説明がエッセイ染みた体になっているところが予想外だった。箇条書きにすればもっと読みやすいのにと思った。 全体的に、筆者が前に出過ぎていて、辞書然としたものを想定していた私には合いませんでした。本屋でページを繰ってから購入するしないの判断をしないとなあ、コロナ憎しというところです。
まだよく読めてないがカズレーザーがどうしてオススメしたのか分からない
カズレーザーがテレビでおすすめされていて、その後すぐ売り切れてしまったのが、久しぶりに見たら再販されてたので買ってみました。 暇つぶしに、待ち時間などで読みたいと思います。