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「社会の前提」は、すべて変わった。 「コロナ」によって、社会の前提がすべて変わった。 2020年、我々の「働き方」は大変革を迫られた。 リモートワークによって使える人的・時間的リソースが限られる中で、「やるべき仕事」が自ずと抽出されてきた。無駄な会議、出なくてもいいミーティングは排除され、ビジネスチャットやビデオ会議などテクノロジーで解決できることはそれに任せることが増えてきた。そして、「リモートワークのみで済む人材」への置き換えも始まりつつある。 では、「人間がやるべき仕事とは何か」──コンピュータやAIが進化した今、私たちはこの命題に直面している。ウィズコロナ、そしてポストコロナの世界では、それがいっそう問われることになる。 機械では代替できない能力を持つ人材=「クリエイティブ・クラス」として生きていくには、社会とどう向き合うべきなのか。 落合陽一氏のロングセラー『これからの世界をつくる仲間たちへ』をアップデートして新書化。 新書版まえがき/今こそ「未来の働き方」を共有したい プロローグ/「魔法をかける人」になるか、「魔法をかけられる人」になるか 第一章/人はやがてロボットとして生きる? 第二章/いまを戦うために知るべき「時代性」 第三章/「天才」ではない、「変態」だ エピローグ/エジソンはメディアアーティストだと思う 新書版あとがき/新しい自然を創りたい
レビュー(78件)
正しく『これから』の本である。今ではなくこれからに目線を置いた本である。 完全に自分は、今を見てるがそれでは駄目だと気付かされました。
配送されました。ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
自分(50歳)で読んだ後に中3と中1の子供にも読むように伝えました
専門的な変態は、このような本を読まないと
電車の広告を見て、働き方5.0というタイトルに惹かれて購入。これからの働き方は、専門的に変態的(専門的だが範囲が広い)に自分の興味と適性に合わせて深堀りするのが大切と読みました。英語に関しては否定的でしたが、昨今のAIの発達で、英語の読み書きはかなり翻訳機能が使えるようになっていますが、英語を聞く(これは同時テロップの技術はある)や特に話すはAIに代理で話してもらうのと自分で話すのはやはり人間関係としては、厳しいとは思いました。英語の上手さや流暢さよりもロジックは同意です。中身を磨き誰にでも理解できるロジックで話すことは大切だと思います。他人の受け売りの意識高い系を否定していますが、落合氏の読者はいわゆる「意識高い系」が主な読者層だと思われ、ここには違和感を感じました。本物の専門的な変態は、このような本を読まないと思います。自分自身これからどこまで、専門的・変態的になれるか、もはや40歳も半ばになると、過去から探すことになります。息子に関しては、教育方針としてある程度極端にやってみて、違うと思ったらファインチューニングをするようにして、ゼネラリスト的な万遍ない人材というより、尖った人間になってほしいと思います(人の痛みが分かる最低限の常識を身に着けた上で)。また、変態として生きていくためには、経済的自由を獲得しないと実際には難しいと思います。好きなことを仕事にといっても、それは安定的なキャッシュフローがあって実現できると思いました。そのためには、資産運用や税法・制度をよく勉強する必要があると思いました。
今読んでおく一冊かな
率直にいうと、これから社会にでていく、若者向けに書かれてる内容かと感じました。 著者の考え方、世の中がどのように変わり、また変わっていくか、そして未来がどうなっていくか。 一つの指針みたいな感じで、すんなり納得する部分もあります。 自分の頭で考え、他人に真似できない専門性の価値を自分に見出していく。 仕事をするうえでの心得みたいなもの。 自分が解決したい小さな問題はあるか? の問いを文脈で語れるか?言語化して答えれるか? 会社に入るか、起業するか?納得できる部分ではあります。