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「困ったことがあったら、相談しいや」 女の先生だから、解ける謎がある。 家庭内暴力の父親を持つ少年。ゲームの転売をする家なき子。叶わぬ恋に悩むOL。彼女がいるから救われる。 これを読んだら東野作品全制覇だったりして!? 小学校教師の竹内しのぶ。担当児童の父親が殺された。家庭内暴力に悩んでいた児童と母親に嫌疑がかかるが、鉄壁のアリバイが成立。しかし疑念を覚えたしのぶは調査を開始。子供の作文から事件解決の鍵が、たこ焼きにあることに気づく。教え子たちを引き連れて探偵ごっこを繰り広げる痛快シリーズ、第一弾。 ※初刊1988年12月単行本、1991年11月文庫化。本書はそれを元に文字を大きくした新装版です。
レビュー(105件)
最初は素人探偵の真似事かと思って読み始めましたが、文章のテンポの良さと大阪のおばちゃんの様なしのぶセンセの行動力に引き込まれて、一日に読んでしまいました。又宮部みゆきさんの解説もとても興味深いものですよ。
主人に頼ませて購入しました。 面白いそうです。
ほがらか
だいぶ前の作品ですが、どたばた楽しく読めました
大阪弁
短編集なので、展開が早くてテンポが良く、あっという間に読んでしまいました。テレビドラマも見ましたが、ちょうど良いくらいに忘れてるから内容も楽しめたし、登場人物のキャラも少し違った感じで面白かったです。この作品は、何と言っても大阪弁がいいっ!読んでて、元気をもらえました。次回作も楽しみです。
会話は全て大阪弁で主人公のしのぶ先生と悪ガキが織り成すコミカルなもの。軽快に物語が進むので、あっという間に読んでしまいます。大阪弁って一種憧れる言葉です。