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召しませ、非日常のリラックス 国内旅行の醍醐味と言えば、やっぱり温泉。そして温泉宿と言えば、欠かせないのが浴衣。 景色、食べ物、体験……、旅の目的は色々あれど、普段から「オモシロイ」ことに夢中になりがちの、イラストレーター2人組の目的はずばり「温泉浴衣」。 ひとめ見ただけで忘れられなくなるような愉快な柄や、その旅館の歴史を刻んだ素敵な柄……、着てるだけで「非日常」を感じられる浴衣を求めつつ、温泉やその界隈を味わい尽くした旅を描くコミックエッセイ。 「温泉浴衣をめざす」というコンセプトで、旅はもっと鮮やかになる! 第1章 静岡県中伊豆/第2章 静岡県伊東温泉/第3章 群馬県四万温泉/第4章 岩手県大船渡/第5章 新潟県大沢山温泉/第6章 熊本県 日奈久温泉 前編/第7章 熊本県 日奈久温泉 後編/第8章 大分県別府・鉄輪温泉/第9章 大分県湯平温泉と飲泉/第10章 長野県 高峰温泉/巻末おまけ
レビュー(6件)
この作家さんはブログが楽しいので、「召しませキモノ」から揃えています。 昭和世代にはお宿で着るのが少々うっとおしかった温泉浴衣。 (だって朝めちゃくちゃになってるし) 着付けを習って、コツを覚えたらナカナカ良いじゃないか、浴衣!と思った私には、とても楽しい本でした。 各地の温泉地の色々なバックボーンで培われた浴衣柄、中にはつい笑ってしまうような柄も。ご当地情報とともに何よりお二人の「楽しんでやるぞ!」という人柄がにじみ出ています。浴衣以外の情報もカワイイイラストと共に満載です。 文中でネットでのお宿の辛口評価をみると哀しいと言われてます、私も全面賛同です。 他人のお世話をするのは文句なく、とてつもなく大変ですから。 友人に貸したら中々返してくれなくて、寂しいので2冊目も買っちゃいました。 オークションで山鹿温泉の浴衣も買っちゃいました(模様の灯篭ガールが妙に気に入ったので・笑)