あたしは、月のように死んで、生まれ変わるーーこの七歳の娘が、いまは亡き我が子? いまは亡き妻? いまは亡き恋人? そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか? 三人の男と一人の女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく、この数奇なる愛の軌跡。プロフェッショナルの仕事であると選考委員たちを唸らせた第一五七回直木賞受賞作、待望の文庫化。(特別寄稿:伊坂幸太郎) 午前十一時 1 2 3 4 午前十一時半 5 6 7 8 午後〇時 9 10 11 午後〇時半 12 午後一時 13 特別寄稿 伊坂幸太郎
レビュー(481件)
面白かった。映画を先に見てから本を読んだけど、どちらもよかった。 転生輪廻のような話だが、こんな風に愛を求めて、探してというところに心が温かくなった。
分厚い本は中盤からが面白くなってきますね。 時系列を理解するのが難しかったです。
じっくりゆっくり読んでいたら、複数回同一の名前が出て来てちょっと分からなくなってしまいましたが、あらすじはわかりましたし、本当に最後のページでグっと来て読み終えて良かったです。映画を見れたら注意して相関関係を見たいです
まだ途中なのですが、おもしろくて早く先へ読み進めたいです。不思議なお話です。 追記。読み進めていくうちに、瑠璃の執念の生まれ変わりが怖くなりました。生まれ変わりについては、本当にあるといいなと思います。でも、生まれ変わった後の関係性が難しすぎます。
映画化されていたので、原作を読んでみたいと思い購入しました。