著者はニュースサイトの編集者をやっている関係で、ネット漬けの日々を送っているが、とにかくネットが気持ち悪い。そこで他人を「死ね」「ゴミ」「クズ」と罵倒しまくる人も気持ち悪いし、「通報しますた」と揚げ足取りばかりする人も気持ち悪いし、アイドルの他愛もないブログが「絶賛キャーキャーコメント」で埋まるのも気持ち悪いし、ミクシィの「今日のランチはカルボナーラ」みたいなどうでもいい書き込みも気持ち悪い。うんざりだ。-本書では、「頭の良い人」ではなく、「普通の人」「バカ」がインターネットをどう利用しているのか?リアルな現実を、現場の視点から描写する。
レビュー(242件)
タイトルは・・
過激ですが、内容はしっかりとしています。
私のブログ、ぜったい観てね!と
言われて(大抵女性、私も女ですが…)閲覧し、内容のクソさ(失礼!)に辟易させられた経験をお持ちの方なら共感できる内容です。 今日のランチ何食べただの、嫌いな人間の悪口だの、ストレスで睡眠薬いっぱい飲んじゃっただの、どーでもいいよそんなの!と爆発しそうな人はぜひ。 私も出版関係なので、作者の愚痴は共感できるものがほとんどで苦にはなりませんでしたよ。
うーん作者の愚痴ばなし
ネットが馬鹿と暇人と言うところは納得ですが、内容として作者のサイトへ寄せられるクレームの愚痴話がほどんどで面白くないです。 いやー久しぶりですここまで面白くないのは、作者はネットのやりすぎで一方通行配信に慣れすぎたのかな? 最後の「ネット敗北宣言」はマスやリアルに対してネットが敗北したと書きたかったのみたいですが、作者がネットに対して敗北したとしか思えないですね。
旦那のリクエスト、でしたが
読みたい、とリクエストしたのは旦那の方ですが、 本人は2年前からSLに嵌っていて、以前は読書家だったのが 最近はPC雑誌以外は読みません。 で、活字が書いてあるものなら何でも読んでしまう私が読むはめに。 インターネットに接する人は、ネットユーザーを完全なる「善」と捉えない方が良い。 ネットが素晴らしい「集合知」ではなく、凡庸な人々も多数含まれる(と言うかそちらの方が多い)ため、「集合愚」の方が著者にはしっくりくる、という発言には賛同致します。 毎日Yニュースとそのコメント欄を見ていますが、別に自分に迷惑をかけている訳でもないのに、「死ね」等々の暴言を書き込んでいるあなたこそ、「何様?」って思いますもんね。 ちなみに、旦那は休みの日は一日中SL三昧です。 退職して年金生活になったら新しいPCを買う余裕もSLで使うお金もなくなるので、今のうち遊ばせてあげるのが家族の優しさ?ってもんかしら。
いちいち納得することばかりで、笑ってしまいました。ウェブの活用策を真剣に考えないと日本の国力に関わるんだろうなー。