- 45
- 4.3
荒俣宏氏、驚嘆! 「地形で読み解けば、全地球の文明・文化が理解できる。第2弾は古代エジプトの謎まで!」▼養老孟司氏、激賞! 「なぜ日本は世界一の長寿国になれたか──。その問いを解く鍵が『大正10年』にあったとは!」▼河川行政に長年携わり、日本全国の「地形」と「気象」を熟知する著者が、人文社会分野の専門家にはない独自の視点(=インフラからの視点)で、日本の歴史・文明・文化の様々な謎を解き明かす。▼◎なぜ江戸は世界最大の都市になれたか▼◎なぜ家康は「利根川」を東に曲げたか▼◎なぜ日本は欧米列国の植民地にならなかったか▼◎「小型化」が日本人の得意技になったのはなぜか▼◎日本将棋はなぜ「持駒」を使えるようになったか▼◎日本人の平均寿命をV字回復させた意外な人物とは?▼「地形」を見直すと、まったく新しい日本史・日本文化が見えてくる! ベストセラーとなった前作『日本史の謎は「地形」で解ける』同様、定説がひっくり返る知的興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる1冊。▼古代エジプトのピラミッド建設の謎に挑んだ「番外編(第17章・18章)」も必読。▼文庫オリジナル。
レビュー(45件)
土木工学技術者の見た歴史
土木工学技術者の視点での歴史の考察。江戸幕府成立と西日本の森林資源の崩壊の関係や石狩川の直線化が地下水位低下をも考えての事業であったことなどが指摘されている。また、ピラミッドがナイル川の治水対策としての建設という斬新なアイデアも提示している。 その他、乳幼児死亡率の低下に水道の塩素殺菌の効果があることなどの考察も興味深かった。
歴史探訪
単行本であるが見出しが分かりやすく読みやすい。手軽で持ち歩くのに便利です。
非常に面白い本でした。 河川のエキスパートの目線から考察する歴史観に驚かされました。 素晴らしいです。
地形
竹村公太郎さんの本を探していて、購入しました。大変示唆に富む内容で興味深く読みました。お勧めできます。
インフラのスペシャリストである竹村公太郎さんの視点は、本当に鋭く核心を突いていると、いつも感心させられます。「本質を見抜く力」を読んで以来のファンです。とても面白いです。