NH0テレビの100分で読む名著で「全体主義の起源」を観てあらためてハンナ・アーレントについいて学びたくなり購入。 「全体主義の起源」は大著なのでまたの機会に。,ハンナ・アーレントの生涯を記述した本。彼女の思想を知りたい人には、他の著作をお勧めします。,ハンナ・アーレントのことは良く知りません。家族が読み終えたら貸してもらいましょうかね。 今は、いわゆる大戦の時代と比べたら一応平和でありがたいことです。しかし、いつになっても地上から戦火がすべて消え去ることはないのでしょうか? あの大戦の戦勝国である米英でも、敗戦国の日独でも、戦争を餌にして肥え太った商人(企業)は、分離しあるいは合併などの変遷(みそぎ)を経て巨大企業化し、それぞれ戦後もますます発展して今やグローバル企業となっているようです。それら企業は直接戦争を指揮し実行したのではないとしても、軍人や政治家以上の戦争犯罪者であったかも知れません。,『全体主義の起源』などで知られるアーレントの生涯をたどった著作。 ところどころでその思想は取り上げられるものの、焦点はあくまでもアーレントの生涯と人となり。 ハイデガーやヤスパースとの関係、夫や周囲の友人との交流の様子が主です。 主著の『全体主義の起源』ですが、終章として付け加えられた「イデオロギーとテロル」が実に面白そうです。 現代日本を脳裏で重ねながら読んでしまいました。,中日新聞の書評を読んで購入しました。これからじっくりと読みたいと思います。
レビュー(76件)
「全体主義の起源」の著者
NH0テレビの100分で読む名著で「全体主義の起源」を観てあらためてハンナ・アーレントについいて学びたくなり購入。 「全体主義の起源」は大著なのでまたの機会に。
ハンナ・アーレントの生涯を記述した本。彼女の思想を知りたい人には、他の著作をお勧めします。
家族の依頼で注文
ハンナ・アーレントのことは良く知りません。家族が読み終えたら貸してもらいましょうかね。 今は、いわゆる大戦の時代と比べたら一応平和でありがたいことです。しかし、いつになっても地上から戦火がすべて消え去ることはないのでしょうか? あの大戦の戦勝国である米英でも、敗戦国の日独でも、戦争を餌にして肥え太った商人(企業)は、分離しあるいは合併などの変遷(みそぎ)を経て巨大企業化し、それぞれ戦後もますます発展して今やグローバル企業となっているようです。それら企業は直接戦争を指揮し実行したのではないとしても、軍人や政治家以上の戦争犯罪者であったかも知れません。
『全体主義の起源』などで知られるアーレントの生涯をたどった著作。 ところどころでその思想は取り上げられるものの、焦点はあくまでもアーレントの生涯と人となり。 ハイデガーやヤスパースとの関係、夫や周囲の友人との交流の様子が主です。 主著の『全体主義の起源』ですが、終章として付け加えられた「イデオロギーとテロル」が実に面白そうです。 現代日本を脳裏で重ねながら読んでしまいました。
中日新聞の書評を読んで購入しました。これからじっくりと読みたいと思います。