まえがき 第一章 このおかしな世の中はどうできているのか みんな、ニワトリ小屋のニワトリだよ/ひとりでも生きていけるのに/人工知能に支配される集団/0と1みたいに単純化したらつまらない/楽に生きられるというシステムの罠/「常識を疑う」ことの大切さ/シンギュラリティは起きない/もし量子コンピュータが実用化されたら/金儲けに狂奔する人間/人間の愚かな勘違い/このままだと人間は絶滅するんだろうね/摩訶不思議な日本経済の仕組み/細かく序列を設けていく金持ちのやり方/貧乏な人を絡め取るシステム/上品と下品について/変化する「武士は食わねど高楊枝」の意味
レビュー(10件)
貧乏?
北野武氏が人生について語る。今の時代について、人生をどう生きるか、宗教、死、最終的には表題通り、人生に期待しない方がいい。そんな結論に至るのだが、漫才で寵児になり、映画監督として成功し、小説また絵も。つまりは成功者の部類であり多分、カネも稼いでいるだろう。ゆえに説教じみてしまい、屁理屈の世界に入り込んでしまう。テレビを批判しながらも、コメンテーターと大して変わらぬ内容ではないか。
語り口調がほかの著者と同様でスラスラ読めました。ありがとうございました。
久しぶりに、
この方の本を買いました。事故前の全盛期の頃に出された本の内容と、現在もブレていなかったのは意外でしたね。しっかりと読んで今後の参考にしようと思います。