- 13
- 3.23
四三 一ぴきの虎のことから八人の好漢、梁山泊に投ずること 四四 宋江、呉用の計略によってついに祝家荘を撃滅すること 四五 雷横と朱仝、迫られて梁山泊にのぼること 四六 柴進、高唐州にとらわれの身となること 四七 李逵、羅真人をまふたつにきること 四八 李逵、空井戸にはいって柴進を救い出すこと 四九 時遷、徐寧の金のよろいを盗みだすこと 五〇 魯智深らの三山、梁山泊に合流すること 五一 にせものの宿太尉、華州の太守を殺すこと 五二 晁蓋、史文恭の毒矢にあたって討死すること 五三 呉用、計略をもって盧俊義を梁山泊にさそい出すこと 五四 浪子燕青、主人盧俊義の難をすくうこと 五五 大刀関勝、宋江に帰服すること 五六 張順、神医安道全を梁山泊にひき入れること 五七 呉用、計略をもって北京城を攻め落すこと 五八 盧俊義、史文恭をいけどりにすること 五九 百八の英雄、忠義堂に集まって誓いをすること 六〇 燕青、泰山の奉納相撲に勝つこと 六一 童貫および高俅の官軍を連破すること 六二 燕青、李師師によって道君皇帝に見えること 六三 宋江、軍をひきいて四寇を平げること 六四 宋江、恩賜の毒酒をあおいで死ぬこと──物語の結末 解 説
レビュー(13件)
下巻はとみにワンパターンな展開が多かった。解説を読むと、語り継がれた物語の集積であるとのことで納得。それでも星の運命を負った108人の好漢を梁山泊に集める都合で、次々に敵対する将軍が簡単に投降したり、双方の道士が妖術を用いた戦いが出てくると、何だか白けてしまう。宋江は梁山泊を解散し、彼が憧れの朝廷、天子に仕えるが、取り巻きの奸臣のために満足な官位も授けられず、最後には毒酒を下賜されて敢え無い最期。しかし、梁山泊、水滸伝という言葉が人口に膾炙し、八犬伝のような物語に派生する底力があったのだな~。
中学生に買い与えたのですが難しいかな?
親が代わりに読んでいます、興味深いです。
どうしょうもない尻窄み
梁山泊の奴らがただの人でなしとしか思えない。 罪の無い人まで殺しすぎるし、宋江もなぜそこまで名が全国に轟いているのかもはっきりしない。少年文庫だからなのかな。 108人が集まったあとまで書かれているので水滸伝を知る分には良いと思う。
子供の感受性・創造力・正しい日本語能力を育てるために私費で蔵書を集めて小さい図書館をつくっています。ですからくだらない本は選びません。ぜひ子供たちに読ませてあげたい本です。
そして下も・・・ しかし水滸伝に登場する好漢って、なんであんなに簡単に人の首をちょん切ってしまうんですかね?