最初から非情なまでにアニメ現場をこき下ろした文章の羅列が最初に続きます。 これこそが富野監督の考えというか、監督の思う演出家としての姿勢をこれでもかと記してあります。 タイトルや内容からすると教科書やノウハウ本のようですが、一部そうではありますが実際は違います。 演出家として苦悩して生きてきたプロが、たどり着いたスタンスまたは感性が書かれています。 そこに嘘偽りはなく、理由もない場合もありますが、誰も疑いようがないこの世界で長年やってきた富野監督という説得力が"これ"と言ったノウハウが書き込まれています。 はっちゃけた話、文章的にかなり読みづらいですし、内容が分かりづらいところもあります。 でも読みごたえはありますし、ところどころ気づきが満載で面白かったです。,映像制作をしていますが、自分にかけているものを探すために購入しました。映像制作の方法論は人それぞれありますが、立場の違う人の考え方を自分の中に取り入れることができればいいなと思っています。イラストを交えて様々なシーンを開設している所が良心的だと思いました。,一般的な映像(動画)製作の原則論を期待していた部分もあったが、どちらかというと富野さんの経験に基づいた、主にアニメーション製作現場の、実際の映像論が中心。それはそれで面白いですが。,参考になりましたのでみなさんにおすすめします。,人形劇をやったり、動画作成をするようになったので映像について勉強したくて買いました。旧版がもう買えなかったので在庫切れかと思ったら新版がでていたのですね。上手下手の意味など、ふだんから疑問だったことがわかりました。物語を観客にわかるように伝える映像を作る、というのは相当作りこまないと出来ないと思いました。今までは受け手なばかりでしたが、これからは映像も稚拙ながら作ってみたいので、大変参考になりました。でも出来るなら初心者でももう少し詠みやすい本も併用して読んでみたいですね~。富野さんは文面がわかりづらいところがあるので、プロなら理解できる部分でも自分には難しい箇所もあったので、たぶん半分も本当には理解はしてないんじゃないかな?という気がしてます。
レビュー(7件)
教科書ではなく富野監督の考え方
最初から非情なまでにアニメ現場をこき下ろした文章の羅列が最初に続きます。 これこそが富野監督の考えというか、監督の思う演出家としての姿勢をこれでもかと記してあります。 タイトルや内容からすると教科書やノウハウ本のようですが、一部そうではありますが実際は違います。 演出家として苦悩して生きてきたプロが、たどり着いたスタンスまたは感性が書かれています。 そこに嘘偽りはなく、理由もない場合もありますが、誰も疑いようがないこの世界で長年やってきた富野監督という説得力が"これ"と言ったノウハウが書き込まれています。 はっちゃけた話、文章的にかなり読みづらいですし、内容が分かりづらいところもあります。 でも読みごたえはありますし、ところどころ気づきが満載で面白かったです。
映像制作をしていますが、自分にかけているものを探すために購入しました。映像制作の方法論は人それぞれありますが、立場の違う人の考え方を自分の中に取り入れることができればいいなと思っています。イラストを交えて様々なシーンを開設している所が良心的だと思いました。
富野由悠季の映像論
一般的な映像(動画)製作の原則論を期待していた部分もあったが、どちらかというと富野さんの経験に基づいた、主にアニメーション製作現場の、実際の映像論が中心。それはそれで面白いですが。
参考になりましたのでみなさんにおすすめします。
映像のルールが判る気がします
人形劇をやったり、動画作成をするようになったので映像について勉強したくて買いました。旧版がもう買えなかったので在庫切れかと思ったら新版がでていたのですね。上手下手の意味など、ふだんから疑問だったことがわかりました。物語を観客にわかるように伝える映像を作る、というのは相当作りこまないと出来ないと思いました。今までは受け手なばかりでしたが、これからは映像も稚拙ながら作ってみたいので、大変参考になりました。でも出来るなら初心者でももう少し詠みやすい本も併用して読んでみたいですね~。富野さんは文面がわかりづらいところがあるので、プロなら理解できる部分でも自分には難しい箇所もあったので、たぶん半分も本当には理解はしてないんじゃないかな?という気がしてます。