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イオン、マツモトキヨシのPB(プライベート・ブランド)再生に貢献、Japan Branding Awards最高賞受賞の実績を持つ著者が説くブランドマーケティングの極意。 現代ではさまざまな商品のグレードが高く、「いいモノ」であることはもはや当たり前。品質を上げたり、価格を抑えるだけでは売れなくなりました。そこで必要なのが、「ブランド」力を高めることです。ブランド戦略がうまくいけば売上を伸ばすことも難しくありません。 ブランディングというと、「費用がかかる」「すぐに結果が出ない」「難しそう」……こんなイメージを持つ人が多く、規模の小さい会社ほど「ブランディングは大企業が行うもので、儲けにつながらない」と考えがちです。 しかしポイントをおさえれば、小予算でも、ブランド戦略を構築・実践して売上を増やすことはできるのです。 本書では、実例を挙げながら「ブランドづくりのポイント」を開示し、ブランディングの基本から応用まで、わかりやすく解説します。
レビュー(11件)
ブランディングの基礎を学ぶには適当な一冊。わかりやすい。このあとトレーニングするテキストを探します。
ブランド作りの入門書に
ブランディングって何?どうすればいいの? という疑問に答えてくれる良書です。 私の中では、経営戦略>ブランド戦略>マーケティング>現場と捉えており、いかに良質なマーケティングや現場対応が行われてもブランド作りで失敗すると売上に繋がりません。 かつては難しく考えていましたが、自分たちも好きなものを徹底して守ることで、お客様にも伝播していくと思います。その自分たちが好きなものが、独りよがりになっていないかの見極めを経営的な視点で行う必要があります。 認知度は低くても大成功しているブランドには独特の尖りがあり、尖っているほど熱狂的なファンが支えてくれます。 認知(ユーザ)が増えると、関係者(口出し)が増え、その尖りが失われていくので、ブランドの思いを失わずにマネジメントしていくことの方が、より難しいと感じます。